後退翼は音速で最も効率が高い翼型、つまり旋回効率も高い。
P80の直線翼では高速で勝手に失速して旋回どころではなかった。
ジェットエンジンは高速なほど流入空気が増え燃焼効率(=パワー&レスポンス)が向上する。
これが所謂ターボが掛かった状態で高速でパワー、レスポンスともほぼゼロのプロペラでは全く追従不可能であった。
これは全てに置いてMe262が高いエネルギー状態を維持して事を意味する。
つまり当時の状況にあってシュワルベに勝てる連合国機は皆無であった。