ロシア空軍は、Su-25の能力向上型を選定
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ロシア空軍では、2011年に次期攻撃機に関する要求案を提示、重装甲の単座機で
レーダーや精密誘導兵器の運用能力を有しており、全天候性能を持つことが求め
られた。これに対してヤコブレフとスホーイが、それぞれYak-130の攻撃機型である
Yak-131とSu-25の能力向上型を提案

空軍司令部の消息筋によると、空軍はSu-25の能力向上型を選定するとの見通し
Yak-131は小型に過ぎるのが選定から落ちた要因

Su-25の能力向上型は、複座型のSu-25UBをベースとしており、航続距離増加のた
め後部座席を廃止して燃料タンクの容積を増加。コクピットを近代化、兵装搭載力の
向上が図られている

新型照準システム「SOLT-25」は、赤外線暗視装置とレーザー測遠機、高解像度の
TVカメラを組み合わせたもの。ヘルメットマウント照準システムも用意されている。軍
の要求には入っていないが、AESAレーダーも搭載されることになっている。これらの
システムにより4目標の同時攻撃能力を実現している。主な兵装は(Ka-52等でも使用
されている)超音速対戦車ミサイル「ヴィキール」

最大搭載状態でも最大5Gの起動が可能であり、高い生存性やシンプルな構造によ
る高い信頼性を備えているとのこと