連隊砲は射距離1000m程度で最高点が10m程度の山なり弾道になるから、当てるのはかなり難しいだろうね
測距失敗すると飛び越えたりしてしまうから、いくら威力が減衰しないと言っても実用的かは疑問
ただ計算上600mで抜ける三式で100m以内に引き付けよと言ってる訳で、五式でも500m以内てとこ
500mくらいの距離なら山砲で撃っても弾道の最高点が2m前後に収まる範囲だし、着弾までの経過時間が酷く長くなることもない、当たるには当たる

結論としては(終戦時点以降の成形炸薬弾の威力なら)山砲+タ弾も戦力としてあまり変わらなかったのではないかと
研究が先行していた他国のHEATは更に2割から3割増しで抜けてる訳で
昭和19年度から終戦時までのペースで研究が続行していたら、オリンピック作戦頃にはタ弾の方が有効、なんてこともあり得たかも

ただ、本気で三式とか五式戦車砲の研究を始めた頃はまだタ弾は到着したばかりだったから…