卍…毎日マンネルへイム元帥で冬戦争は問答無用…卍

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2013/02/22(金) 00:19:59.81ID:???
やっぱ1000いく前に落ちちゃったね

卍…マンネルへイムな毎日に冬戦争なひと時を…卍
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1316922747/
2014/01/18(土) 00:41:17.51ID:???
>>195
ドイツだって二線級師団はそんなもんだよ
しかもSSだし
SSは国防軍に比べて装備調達能力が低くて鹵獲兵器や雑多な装備の比率が高い

1935年の再軍備から1941年の独ソ戦まででドイツ軍の規模は短期間で10倍以上に膨れ上がってる
ドイツの軍需産業が大車輪で操業してそれにポーランドやフランスでの鹵獲分を合わせてもとてもじゃないが足りない
将校下士官だって、ワイマール時代の軍人を基幹にしてそれに下駄履かせて大増員してもそんなもんじゃ足りない
197名無し三等兵
垢版 |
2014/01/19(日) 23:46:16.06ID:XCPmxmpK
この日、ドイツ北方軍集団戦区では、ドイツ第1装甲師団がスターリン・ラインを
突破してオストロフを占領した。「北部戦線は反撃を中止して、部隊をプーシキンへ
送るべきだ。」予想以上に早いバルト方面のドイツ軍の進撃により、ソ連最高司令部
は迷走を始めていた。

重要施設の撤収も始まっていた。国家防衛委員会(GKO)はロシア北西部、中央部、
ウクライナ東部にあった多数の工場をウラル、シベリア、沿ボルガ方面へ疎開させる
ことを決定した。KV1重戦車を生産していたレニングラードのキーロフスキー工場は
ウラル山脈東麓のチェリャビンスクへ移転することとなり、総ての生産設備が解体、
梱包され、貨車に積み込まれた。
2014/01/20(月) 00:25:48.23ID:???
後のЧТЗ、チェリャビンスクトラクター工場か
2014/01/21(火) 20:13:58.55ID:???
しかしアルツハイマーSS少佐とアスペルガーSS大尉は二人とも自信満々であった。
2014/01/23(木) 13:05:57.30ID:???
「冬戦争 (Historia Talvisota)」 齋木伸生

1939年11月30日午前6時50分、レニングラードに面したカレリア地峡のフィンランド軍防衛線に対してソ連軍の砲撃が開始され、
続いてフィンランド中部、北部のフィン・ソ国境でもソ連軍の侵攻が始まった。冬戦争(Talvisota)の勃発である。
およそ40万のソ連軍に対し、迎え撃つフィンランド軍の兵力は29万5,000。しかも、小火器や砲迫、戦車、航空機に至るまで、
装備の量も劣る。雪崩のようなソ連軍の猛攻を、フィンランド軍は押し止めることができるのか――
本書は、第二次大戦緒戦期にソ連とフィンランドが争った「冬戦争」の全貌を、フィンランド軍の公刊史料等をもとに紐解き、
戦争勃発の背景や日時単位の戦闘経過をはじめ、両軍の編制、陸海空軍の主要装備、キーマンとなった人物の評伝などを、
豊富な写真、地図とともに解説する。

2月7日発売予定。
2014/01/24(金) 10:13:38.52ID:???
デアゴスティーニ〜♪
2014/01/24(金) 15:59:02.04ID:???
週刊「冬戦争」
週刊「継続戦争」

創刊!
2014/01/24(金) 17:07:08.41ID:???
>豊富な写真、地図とともに解説する
これが嬉しいね
今は地名が変わってるし、調べてもよくわからないことが多いんだ
204名無し三等兵
垢版 |
2014/01/25(土) 11:36:26.06ID:MF2ZyXHy
レニングラードの町を、フルンゼ地区の10,094名の民間志願兵から編成された
第3フルンゼ人民武装師団と名付けれた部隊が行進する。1941年時点で総兵力
500万人を擁していたソ連軍は、さらに1400万人の動員を計画していた。
レニングラード地区でも、党が募集した労働者、学生の志願者登録は、既に
4万4千人を越えていた。

第3フルンゼ人民武装師団には、250名のレニングラード工科専門学校の生徒が
参加している。熱狂する市民の前で、地区共産党書記のG.セダーズが連隊に
軍旗を授与した。「まるで、ユデニッシが攻めて来た時のようだ。」年配の
市民は市民達はおよそ20年前の内戦当時を思い出した。

レニングラード地区の志願者は最終的にはおよそ10万人に達し、10個の
人民武装師団が編成された。
2014/01/25(土) 13:29:05.24ID:???
人民武装師団っててきとうにウィキってみたらこれか
http://en.wikipedia.org/wiki/Leningrad_Narodnoe_Opolcheniye_Army
3個歩兵連隊基幹、はともかくトラクター牽引の砲兵連隊、騎馬偵察中隊、工兵大隊、
火炎放射小隊、自動車中隊ないし大隊、科学戦中隊、って本土決戦用機動打撃師団w
より装備良いんじゃね? 民兵のくせに…
2014/01/25(土) 14:08:47.02ID:???
ソ連では国防婦人会の工場のパートのオバサン兵士でも85mm高射砲やT-34/76使えるからな。
2014/01/25(土) 14:48:18.23ID:???
おばちゃんやお姉ちゃんが出来立てホヤホヤのT-34を工場から現場に直送だもんね
2014/01/25(土) 19:19:14.20ID:???
献金して買った戦車に、自分で乗ってくるおばさんがいるくらいだからねえ・・・
2014/01/25(土) 19:34:55.17ID:???
>>205
訂正 
×科学戦中隊
○化学戦中隊 でした。

科学戦ってなんだよ、ガッチャマンかよ…
2014/01/25(土) 19:37:27.10ID:???
WW2ってまだ毒ガス使ってたんだっけ?
2014/01/26(日) 00:24:53.05ID:???
この化学戦中隊は、煙幕展開が任務じゃないかな?
212名無し三等兵
垢版 |
2014/01/26(日) 08:53:22.08ID:o+Nk4m5A
カレリアの夜が明けると、街道の至る所でソ連軍車輛が燃え上がっていた。
第49戦車連隊は先発部隊に続いたが、暗夜に森林地帯でフィンランド軍の
猛砲撃を浴びた。

ゴルシュコは行動不能になった戦車を離れ、塹壕に立て篭った。「ルサコフの
戦車が燃えているぞ。」黒煙を上げる戦車に人の気配は無かったが、暫くすると
負傷したルサコフ軍曹が現れ、合流した。フィンランド兵は姿を現さなかったが、
街道は砲兵監視下にある筈だった。暗くなるのを待って、彼らはキャタピラの
修理を始めた。

「歩兵達が出発する様子だ。我々も後退しよう。」誰もいない街道をゴルシュコの
戦車は進んだ。
2014/01/27(月) 07:16:21.68ID:???
>>200の目次

第一章
第一節 開戦前夜
第二節 開戦
第三節 反撃
第四節 海の戦い
第五節 空の戦い
第六節 スオムッサルミの奇跡
第七節 モッティ戦闘
第八節 フィンランド北部での戦い
第九節 カレリア地峡の危機と和平への兆し
第十節 和平交渉と最後の戦い
第十一節 和平とその代償

コラム
マンネルヘイム線の実態
SMK、T-100 KV重戦車の戦場試験
モッティ
サッラ地区に出動したスウェーデン義勇飛行連隊F19
サッラ防衛を引き継いだスウェーデン義勇部隊
KV-2の戦場試験
冬戦争当時のフィンランド軍戦車隊
2014/01/27(月) 07:17:02.48ID:???
第二章 フィンランド軍の兵器と装備
小銃/拳銃/機関銃
対戦車兵器
軽砲/中砲/重砲
対空機関銃/対空機関砲
沿岸砲
戦車
他国からの支援
艦艇
航空機


第三章 関連人物伝
カール・グスタフ・エミール・マンネルヘイム
パーヴォ・ユホ・タルヴェラ
ヒャルマー・フリードルフ・シーラスヴオ
リカルド・ローレンツ
シモ・ハユハ
カール・グスタフ・フォン・ローゼン
アクセル・エリク・ハインリックス
ハーラルド・ヨークイスト
2014/01/27(月) 07:18:06.27ID:???
カラーグラフ
【戦跡】
カレリア地峡
ヴィープリ
ラドガカレリア
イロマンチ
クフモ
スオムッサルミ
サッラ
オーランド諸島
【軍事博物館】
戦車、装甲車両(パロラ)
砲迫(ハメーンリンナ)
航空機(ティッカコスキ)
艦艇(スオメンリンナ)

関連年表
2014/01/27(月) 13:22:35.23ID:???
>213
コラムが良いなあ。
楽しみだね。
2014/01/28(火) 19:35:28.35ID:???
戦争の声:時の封鎖をくぐりぬけて
http://roshianow.jp/society/2014/01/27/46873.html
独芬に封鎖されたレニングラードの状況の証言いくつか。
218名無し三等兵
垢版 |
2014/01/30(木) 21:58:42.87ID:vj7Ox3w2
7日、サッラへの総攻撃が開始された。第211戦車大隊のソミュアとホチキス戦車が
戦闘にたち、ソ連軍戦車50台を撃破した。激しい戦いはソ連軍撤退まで続いた。
その北方では、ドイツ第2山岳猟兵師団が、遂にリツア河を渡った。

この日、広瀬大尉は、フィンランド軍情報部のパーティーに招かれた。「君には感謝
している。我々の暗号解読は実用のレベルに達した。」乾杯の挨拶が終わると、無線
傍受大隊長のレイノ・ハッラマー中佐が握手を求めてきた。彼も暗号解読の専門家で
あり、冬戦争時もいち早くソ連軍攻撃の意図をマンネルへイムに報告している。実は、
独ソ開戦直後ソ連軍は、極東地域のものへ暗号表を変更していた。このため、広瀬の
届けた情報はフィンランド軍の暗号解読に大いに役立ったのである。ハッラマーは
広瀬の手を握ったまま言った。「我々は前進を開始する。」総動員開始後20日を経て、
ようやくフィンランド軍の戦時体制が完了したのだった。
2014/01/30(木) 22:56:11.78ID:???
おお、広瀬大尉だ。
220名無し三等兵
垢版 |
2014/02/01(土) 10:28:23.70ID:3qnsaNzk
ラトガ・カレリアで待機するフィンランド・カレリア軍に進撃命令が発せられた。
ソ連軍戦線突破の先鋒には、冬戦争の英雄タルベラ少将の第6軍団が担う事となった。
「君にも協力して欲しい。」タルベラは左翼のオイノネン集団に属する、第1猟兵旅団長
ルーベン・ラガス大佐に頼み込み、軍団直属の砲兵隊のみならず、隣接部隊からも
ありったけの砲を集めていた。彼が掻き集めた各種野砲は、砲撃開始命令と共に一斉に
火を噴いた。

オイノネン集団の第1及び第2猟兵旅団も国境を越えた。自転車で移動する猟兵部隊は、
道路事情の劣悪なラトガ・カレリアでは貴重な機動戦力となった。対するソ連軍は
フィンランド内戦時にソ連に逃れた元赤衛軍のヴァルター・ヴァリ少佐を指揮官とする
第71狙撃師団第126連隊、第52連隊の一部、そして第80国境警備隊である。彼らの
多くはソ連領カレリアの住民や内戦から逃れたフィンランド人共産主義者達であった。
その中には冬戦争時のオットー・クーシネンの人民軍兵士もいる。
2014/02/01(土) 22:27:55.92ID:???
>220
うわー、色んな人物が登場してるなあ。
ラガス大佐の息子、オロフ君はこの時はフィンランド人義勇兵としてドイツ軍武装SSにいる。

ソ連軍のヴァッリ少佐は冬戦争で名前が出てるけど、あの負け戦で粛清はされなかったんだね。
2014/02/01(土) 23:09:40.36ID:???
いや、冬戦争は悪戦ではあっても負け戦じゃないでしょ。一応は。
223名無し三等兵
垢版 |
2014/02/02(日) 09:33:17.62ID:3GDhhAI9
「第10機械化軍団はルガ方面へ移動せよ。」フィンランド・カレリア軍が
前進を開始したまさにその時、ソ連軍総司令部はフィンランド方面から次々と
部隊を引き抜いてレニングラードに迫るドイツ軍との戦いに投入していた。
戦車部隊は列車への積載作業を始めた。更に第70狙撃師団と第7軍の第237
狙撃師団もレニングラード南西への移動命令を受領した。ドイツ北方軍集団の
進撃は、急速に情勢を悪化させていたのだ。

指揮下の第146戦車連隊は他の戦線に引き抜かれることになったが、第198
自動車化狙撃師団主力はカレリア地峡のソ連軍予備として控置された。
第24戦車師団第24自動車化連隊も、選抜された100台の戦車と共に留まった。

その頃、ゴルシュコは彼の連隊とはぐれていた。「何の命令もない。何処へ
行けばいいのかもわからない。」彼は途方に暮れつつ、クルーと共に缶詰と
ビスケットで夕食の支度を始めた。
2014/02/02(日) 20:06:47.06ID:???
ソ連の粛清ってのは負けたからやるわけじゃないから…(ゴクリ
だいたい、負けたやついちいちヌッ殺してたらいくら将校がいても足りんw
2014/02/02(日) 20:42:47.05ID:???
ま、冬戦争で「負けた連中」は・・・
みんなフィンランドの森で凍死してるから・・・
2014/02/02(日) 21:00:14.79ID:???
完全に負けたのはフィンランドですけどね
2014/02/02(日) 23:44:34.83ID:???
>226

オットー・クーシネンさん、こんばんは。
2014/02/03(月) 19:18:42.56ID:???
>>227
「まだまだやれるから和平反対!」な銃後のヘルシンキ市民さん、こんばんは。
2014/02/03(月) 19:56:42.68ID:???
>228
これはこれは。
わざわざ爆撃機から「パン」を投下してくれた、モロトフおじさん。
2014/02/03(月) 20:11:37.75ID:???
>>229
クーシネンだろうとモロトフだろうとヴォしーロフだろうと、
ソ連が苦戦しようとフィンランドが健闘しようと、フィンランドが負けたことには変わりないんだ受け入れよう…
そしてファシストを打倒し労働者にとって平等で強大なフィンランドをつくろうではないか同志
2014/02/03(月) 20:28:56.41ID:???
良スレを荒らすなよ
2014/02/03(月) 20:35:30.02ID:???
流石崖っぷちの民主主義の一歩先を進む共産主義ですね!
2014/02/03(月) 23:29:21.32ID:???
モロトフのパン籠
モロトフのカクテル

モロトフさんは太っ腹だなあ。
234名無し三等兵
垢版 |
2014/02/03(月) 23:42:11.46ID:MlRhiWK4
猛烈な砲撃の後、エイノ・コスキミエス大佐率いるフィンランド第5師団は、
コルピセルカへ進撃した。フィンランド軍兵力がソ連軍を圧倒しているにも
関わらず損害を避けながら前進するコスキミエスの慎重さに、タルベラは
不満を覚えた。「機動戦だ。敵が態勢を立て直す前に主導権を確保するのだ。」
彼は第5師団の指揮を第1猟兵旅団のラガスに委ねた。

コスキミエスはマンネルヘイムの意思に沿って部隊を指揮していた。「我々には
予備兵力も兵站を維持する能力も不足しているのだ。」さらに、師団長の人事は
総司令部に属していたため、マンネルヘイムはタルベラの独断専行に激怒した。

しかし早くも12日には、ラガスは東へ退却するソ連第52連隊を追って冬戦争の
古戦場、トルバヤルヴィに到達した。道路状態は悪く、猟兵達は自転車を担ぎながら
悪路を進んだ。第5師団の猛進撃を見て考え直した彼は、タルベラの決定を覆す
事を思いとどまった。
2014/02/05(水) 00:48:17.16ID:???
>>我々には予備兵力も兵站を維持する能力も不足しているのだ。

ヘタリア軍ならとっくに停止してるとこだな
2014/02/05(水) 01:02:03.04ID:???
枢軸国のエース

ドイツ     300〜   2人
         200〜  13人
         100〜   88人

フィンランド  50〜   3人
         30〜   7人

ルーマニア  50〜   2人

ハンガリー  30〜   1人
         20〜   3人

スロヴァキア 30〜   1人
         20〜   1人

ヘタリア(笑) 20〜   4人
2014/02/05(水) 01:02:34.15ID:???
 
マンフレート・フォン・リヒトホーフェン(独)  80
フォンク(仏)                    75
ビショップ(加)                   72
ウーデット(独)                  62

・・・

フランチェスコ・バラッカ(ヘタリア)       34(笑)
2014/02/05(水) 15:46:57.80ID:???
おい誰だ!
クーシネンだけでなく糞コテやらイタリアスレ常連の糞名無し呼びこんだのは!
2014/02/05(水) 18:45:26.20ID:???
冬戦争の義勇兵は、世界各国から馳せ参じてますし・・・
2014/02/05(水) 21:03:55.92ID:???
>>238
窘めただけだろ!
2014/02/05(水) 22:01:56.35ID:???
>>240
いいからお前は永遠にROMってろ
2014/02/07(金) 16:28:10.84ID:???
斎木さんの「冬戦争」本。
発売日が2月13日に変更されてるね。
243名無し三等兵
垢版 |
2014/02/08(土) 08:20:01.20ID:1iIhxMGE
フィンランド第11師団司令部には重要情報が届いていた。「偵察部隊からの報告です。
ソ連軍は国境沿いの陣地を放棄しています。塹壕はもぬけの空です。」フィンランド
第6軍団の攻撃が始まると、ソ連軍は直ちに攻勢作戦を中止し、防衛態勢に移行したのだ。

師団長カーロ・ヘイスカネン大佐はこの好機を逃さなかった。「今度はこちらが攻撃側だ。」
彼の胸中を冬戦争のヴィボルグ防衛時の思い出が交錯した。「敵は移動している。モッティ
戦術だ。ヤニスヤルヴィ東、コルピセルカからヴァルスティラ・スイスタモ間の道路を寸断
しろ。急げ!」彼は何度も地図を指差して幕僚達を叱咤激励した。

フィンランド軍はこの地域に数少ない機動戦力である装甲列車2号と152mm列車砲2門を
派遣した。ソ連軍の後衛、第71狙撃師団第367連隊との間で激しい戦闘が始まった。
2014/02/08(土) 12:00:09.46ID:???
>装甲列車2号と152mm列車砲2門

フィンランド軍には装甲列車がありましたか。
ロシア軍から分捕ったのかな?
245名無し三等兵
垢版 |
2014/02/09(日) 09:00:07.01ID:C69U6xSW
フィンランド第6軍団の右翼には、冬戦争でラトガ・カレリアを防衛した
ハッグルンド少将が率いる第7軍団が布陣している。彼は、ソルタバラへの
攻撃を命じられていた。ラトガ湖とフィンランド国境の間の回廊は極めて
狭く、交通の要衝であるマトカセルカの鉄道分岐点は、国境から僅か
10kmに位置していた。ソ連軍は休戦後、この地域の防衛を強化している。

「第7師団司令部に伝えろ。工兵隊と共に前進せよ。軍団砲兵が支援する。」
フィンランド第7師団第30連隊は偵察部隊16班を放ち、彼らの正面に
冬戦争以来の歴戦の第168狙撃師団がいることを発見した。

ハッグルンドは、防衛線の北端が最も脆弱であることを見抜き、そこに
攻撃の重点を置いた。7月10日の夕方、激しい雷雨の中、攻撃は始まった。
支援砲撃が中止されたため、単独攻撃を強いられた第30連隊の攻撃は
奇襲となった。
246名無し三等兵
垢版 |
2014/02/09(日) 09:32:18.26ID:C69U6xSW
1918年に8両の赤衛軍装甲列車と2両のロシア軍装甲列車を手に入れたフィンランド軍は、
損傷の少なかった機関車や砲車を組み合わせて2編成の装甲列車を維持していたようです。

継続戦争開戦時の装甲列車2号の武装は、以下の通りです。
75mm野砲1門
40mm対空機関砲2門
7.62mm対空機関銃1挺
7.62mm機関銃17挺
2014/02/09(日) 12:29:46.08ID:???
>246
なかなか強力な武装を施していますね。
2014/02/09(日) 12:34:07.31ID:???
40ミリってボフォース?
まあ隣国産だけど…
人力で振り回せるレベルじゃないし動力とかどうしたんだろう?
2014/02/09(日) 14:45:17.77ID:???
ルーデルが味方の陣営で良かったな
2014/02/09(日) 23:09:59.85ID:???
>>248
機関車から蒸気取って発電あるいは蒸気駆動が最もありえそうだけど、小型発電機で動力取ってるかもしれないね
対空任務を主眼とする限り、流石に手動ではないはず(対地攻撃用なら手動でもどうにかなるかも)
2014/02/10(月) 17:42:08.18ID:???
>248
ボフォース40ミリ機関砲は強力ですけど・・・
ちと、お高いかと。

イルマリネンやバイナモイネンとかに搭載してた、ビッカース40ミリかも。
252名無し三等兵
垢版 |
2014/02/11(火) 09:09:11.85ID:XDeI0ywf
ソ連第402連隊の多くは、待避壕にいる間に包囲された。翌日もフィンランド第7師団は
進撃を続け、包囲網を締め上げた。

その右翼のフィンランド第19師団は、最も強力な防衛陣地の攻撃を担当することとなった。
支援は、僅かな師団砲兵のみである。エウロ・ジュヴァ中佐の第58連隊が先鋒となる。
「ヴァラス少佐、君の第1大隊が先陣だ。第3大隊が続き殿は第2大隊。攻撃開始は2000時。」
第58連隊は一晩中戦い、1.5kmほど前進した。

12日の朝までにフィンランド軍はソ連軍の地雷原と第1線陣地を突破したが、そこから
先はソ連第168狙撃師団主力が強固な第2線陣地を用意していた。ソ連兵は巧妙に包囲をすり
抜けて第1線陣地から後退し、地雷を敷設し直し、破壊されたトーチカや塹壕を修復していた
のだ。彼らの防戦は後にソ連軍の軍事教練の教科書に格好の題材を提供することとなる。
フィンランド第58連隊第1大隊は夥しい死傷者を出し、第3大隊もソ連軍の防御砲火に阻止
された。明らかに砲兵が不足していた。
2014/02/11(火) 15:32:15.54ID:???
大砲はほら…まず戦って鹵獲しないと手に入らないから……
2014/02/11(火) 22:13:55.52ID:???
>明らかに砲兵が不足していた

それは今に始まった事ではない・・・
2014/02/11(火) 22:44:19.61ID:???
そこはモロトフカクテルでなんとけするべき
2014/02/11(火) 22:46:13.80ID:???
むしろ充足していたのは何なんだろ?
2014/02/11(火) 23:17:04.99ID:???
精神力・・・とか
2014/02/12(水) 12:30:30.36ID:???
撃墜されたソ連軍戦闘機や爆撃機の残骸なら、うなるほど有ったかと。
2014/02/12(水) 16:20:17.94ID:???
>>258
全てフィン軍が回収するから
跡形も残ってないだろw
2014/02/12(水) 17:30:16.35ID:???
ニッシネン曹長 「I-16を落としたよ!尾翼には珍しく4ケタの数字が書いてあったよ!
回収班 「おお、本当だ
2014/02/13(木) 19:20:39.33ID:???
「冬戦争」 斎木伸生

買いました。
分厚い本だね。
262名無し三等兵
垢版 |
2014/02/13(木) 21:02:00.71ID:PDk+stAC
「軍団司令部に繋げ。砲兵支援を要請する。」突破口の確保に執念を燃やす、フィンランド
第7軍団は、前線からの要請を受け各師団の砲兵連隊の補強のため軍団直轄砲兵を集結させた。

13日、フィンランド第7師団はヤニス湖西岸に到達し、南方へ向かった。冬戦争のコラーの
英雄、モロッコの恐怖ことアールネ・ユーティライネン大尉は、ソ連軍陣地を外縁を進む
第9連隊の中隊長として、この攻撃に参加している。「砲兵達もやるな。」ソ連軍戦線で
炸裂する砲弾が双眼鏡でも観察できた。冬戦争では、敵の砲声ばかりを聞いていた彼は、
友軍の砲撃に安堵を覚えた。間もなくソ連軍の防御砲火も始まった。砲弾の飛翔音がすると
兵士達は蜘蛛の子を散らすように木陰に飛び込んで伏せた。ユーティライネンは戦場の
真ん中に立ったまま、大声で笑った。「あの音はまだ遠いぞ。」15日までに、彼らは
ソルタバラ・ペトロザヴォーツク鉄道達し、そこでソ連軍守備隊を包囲した。
2014/02/14(金) 12:00:36.91ID:???
「モロッコの恐怖」、再び!
264名無し三等兵
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2014/02/15(土) 09:16:58.61ID:vifzeX5n
「レニングラードからです。」スオ湖に司令部を置くソ連第7軍司令官
フィリップ・ゲロリエンコ中将は、参謀の差し出す受話器を受けとった。
「同志将軍、第23軍から2個連隊と独立大隊を幾つか引き抜き、第7軍
戦区に送る。ラトガ湖東岸の裂け目を繕えるか?」北部戦線司令官
マルキアン・ポポフ中将が語りかけた。「NKVDが直接部隊の移動を
支援する。」政治委員のN.クレメンツェフが付け加える。「同志北部戦線
司令官、最善を尽くします。」ゲロリエンコは汗を拭った。

ソルタバラ北西のソ連第198自動車化狙撃師団司令部では、師団長の
ウラジミール・クルコフ少将が電話で、激しく抗議を繰り返していた。
「フィンランド軍の攻撃が迫っています。今、第450、第452連隊を
引き抜かれたら戦線の維持は困難です。」彼の部隊は、臨戦待機中の
フィンランド第2軍団の強力な圧力に晒されていた。ポポフは、編成中の
民兵部隊、第3フルンゼ人民武装師団の1個連隊をクルコフの指揮下に
入れることで彼を納得させた。

この時、ドイツ北方軍集団は旧ソ連・エストニア国境のスターリンラインを
攻撃し、その南の中央軍集団の先頭を進む第29自動車化歩兵師団は、
モスクワまで350kmのスモレンスク市街に突入していた。
2014/02/15(土) 10:32:00.76ID:???
>NKVDが直接部隊の移動を支援する

うわあああっ!!
2014/02/15(土) 12:28:21.20ID:???
NKVDに本音をゲロるのは出来ないな(汗
2014/02/15(土) 12:46:08.35ID:???
フィンランド軍よりもNKVDの方が怖いだろうね。
そりゃあ汗も出るわな。
2014/02/15(土) 13:04:26.64ID:???
どちらかと言えば移動中の兵の脱走を防ぐためだろ
2014/02/15(土) 13:06:17.20ID:???
いや・・・
ちょっとでも「反ソ的」な言動とされると・・・

「シベリアで樹を数える」ハメになる・・・
2014/02/15(土) 20:58:37.10ID:???
命令したのは方面軍司令官のポポフだからNKVDの意向はあんまり関係ないのでは?
271名無し三等兵
垢版 |
2014/02/16(日) 08:36:06.93ID:jxz5X86h
ソ連軍最高司令部は、必死になって軍組織の再編成を進めていた。あまりにも早い
ドイツ軍の進撃の前に、前線部隊も後方支援部隊も重装備と共に壊滅していた。
15日、軍司令官は直接師団を指揮することとし、軍団司令部の機能を引き継いだ。
対戦車部隊、対空部隊、戦車、砲兵もそれらが必要とされる場所に柔軟に配置出来る
よう軍司令部が掌握することとなった。

機械化軍団も廃止された。自動車化狙撃師団は通常の狙撃師団となり、生き残った
戦車は各戦車師団に217台ずつ配置された。20を越える戦車師団が戦車旅団又は
独立戦車大隊に格下げされ、予備の戦車部隊は新編成部隊の骨格となった。

開戦時点でソ連には1400万人の予備役がいた。この時点でそのうち530万人が
動員され、抽出された軍団司令部要員を加え、新たに13の野戦軍が編成された。
2014/02/17(月) 20:17:20.33ID:???
>>271
1400万人の予備役…
530万人動員…
2014/02/17(月) 20:29:03.69ID:???
まさに恐ロシアだ。
2014/02/18(火) 02:37:18.83ID:???
そりゃ武器不足になるわ
「銃は二人で一挺だー!!」はともかく
モシンナガンの銃身を半分にちょん切ってPPShを二挺作ろうとしたり
超旧式のウインチェスター銃を配備したりしたそうだ

ttp://world.guns.ru/rifle/repeating-rifle/usa/winchester-m195-e.html
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Winchester_Model_1895

ちなみにこんな銃 
もちろんフィンランド軍も使用
2014/02/18(火) 09:56:21.32ID:???
まさか、ウィンチェスター銃も二人に一つ?
2014/02/18(火) 12:19:55.72ID:???
>274
最近出た「冬戦争」にも、フィン軍の貧弱っぷりが詳細に描かれていますよ。
よくあれで戦争できたもんだ。
2014/02/19(水) 00:01:16.27ID:???
だから敗けたんじゃん
2014/02/19(水) 01:20:24.45ID:???
まあ・・・
充分頑張ったじゃないですか・・・
279名無し三等兵
垢版 |
2014/02/19(水) 22:35:16.45ID:GcW1761b
タルベラのフィンランド第6軍団は、1939年当時のフィン・ソ国境に向かっていた。
一方第7軍団はソルタバラ目指して進撃している。同軍団の第7師団はヤニス湖と
ヴァーヴァ湖の間でソ連軍防衛線を突破し、17日に第6軍団の第11師団と連絡した。

19日早朝、サルミの北5kmの地点でフィンランド第6軍団は、午後にはソ連第7軍の
後方を切断した。「順調だな。」森の中の司令部で報告を受けたタルベラは満足した。
「敵に立ち直る隙を与えるな。時間との戦いだぞ。」しかし、マンネルヘイムは前進を
許さなかった。「進撃を停止させよ。」航空偵察、長距離偵察、無線傍受、あらゆる
情報がソ連軍の反撃が近いことを告げていた。

事実、ソ連ラトガ沿岸防衛司令官パブロフ少将はレニングラードのキーロフ海軍学校
生徒4個大隊から編成された第3海軍歩兵旅団にフィンランド軍の背後を衝くよう
命じていた。
2014/02/21(金) 20:28:00.08ID:???
海軍歩兵ですか。
あの制服が良いね。
281名無し三等兵
垢版 |
2014/02/22(土) 10:11:38.34ID:NYkK6mBA
レニングラード防衛に責任を持つ2人の重要人物が、ペトロザヴォーツクを訪れていた。
厳重な警戒の元、列車が到着し、中からレニングラード共産党第1書記のジダーノフと
北西戦線司令官となったヴォロシーロフが降り立った。「司令官は?」ジダーノフの問いに
2人を迎えた第7軍参謀長アレクセイ・クルチコフ少将が答えた。「前線です。」

司令部に入ると戦況の説明が始まった。「我が軍3個師団に対して敵は7個師団と3個旅団。
最前線はサルミからロイモラです。」クルチコフは戦線維持のため、砲兵6個中隊、機関銃
1000挺、弾薬と補充兵を要請した。「待て。どうしてロイモラ駅を放棄したのだ?」
ヴォロシーロフは説明を遮った。「予備兵力が枯渇したからです。」クルチコフは声を
荒げた。「第237狙撃師団が引き抜かれたからです。あの師団さえあれば、我々は戦線を
維持出来たでしょう。」

緊迫したやり取りが続いた後、ジダーノフが増援部隊の派遣を約束した。彼はさらに
続けた。「兵士、労働者、そして市民までもがレニングラード防衛のため献身的な
努力を捧げている。防衛線に穴を開けるわけにはいかん。この地域の党員及び共産党
青年団から予備兵力を組織する。」
2014/02/22(土) 11:44:15.61ID:???
同志ジダーノフ登場か
283名無し三等兵
垢版 |
2014/02/23(日) 08:36:50.90ID:JSesI6Rw
レニングラード駅では、2週間の速成訓練を終えた第3フルンゼ人民武装師団の兵士達が
整列していた。真新しい夏の軍服と軍靴、小銃と弾丸250発、手榴弾とガスマスクが支給
された。砲兵隊には27門の76mm砲が配備され、9個砲兵中隊に編成された。彼らこそが、
ジダーノフが約束した増援部隊であった。「スヴィル河を越えてオロネツへ向かうらしい。」
兵士達は囁きながら、北へ向かう列車に乗り込んだ。

「レニングラードの北の扉を開けるわけにはいかない。」ソ連有数の大工業地帯である
レニングラードには520の工場と78万人の工場労働者がソ連の水力発電の91%、火力発電の
82%、工作機械の20%、国内全工業生産の10%を生産しているのだ。守勢のソ連軍司令部は
戦線の再編成に奔走しなければならなかった。

20日、フィンランド第6軍団には編成を終えたパーヴォ・パール大佐の第1師団が到着した。
2014/02/26(水) 09:54:50.80ID:???
>弾丸250発

弾丸の携帯数が250発だけ?と思って調べてみたら
日本陸軍は120発だったでござる
285名無し三等兵
垢版 |
2014/02/27(木) 01:27:21.53ID:pNuk7vED
ttp://www.sci.fi/~fta/ca-01m.jpg

転載。
286名無し三等兵
垢版 |
2014/02/27(木) 23:34:04.47ID:oh5RQReD
21日、ソルタバラ付近でソ連第7軍主力と切り離された第168狙撃師団と第71狙撃師団の
1個連隊が、カレリア地峡を防衛する第23軍に編入された。第7軍には北の第14軍から、
第1戦車師団の第2戦車連隊が増援として送り込まれた。この時点で、連隊の稼働戦車は
4台のKV-1、13台のT-28、29台のBT-7、57台のBT-5、32台のT-26戦車である。
第7軍は、M.アントノフ少将率いる1個歩兵連隊、2個自動車化連隊、1個戦車連隊、そして
幾つかの独立部隊から成るペトロザヴォーツク作戦集団と、V.ツヴェタジェフ少将指揮下の
第3海軍歩兵旅団、2個自動車化連隊、その他雑多な小部隊から成る南方作戦集団の2つに
分割された。
2014/02/28(金) 00:54:04.93ID:???
> 4台のKV-1、13台のT-28、29台のBT-7、57台のBT-5、32台のT-26

大兵力だなあ。
288名無し三等兵
垢版 |
2014/03/01(土) 08:49:47.14ID:89nKvXYy
ヤニス湖南西に集結したソ連第7軍南方作戦集団の2個自動車化連隊は、ラトガ湖岸に沿って
フィンランド第5師団の右翼に攻撃をかけてきた。マンネルへイムの懸念は現実のものとなった。
さらに24日早朝、ソ連第3海軍歩兵旅団が巡洋艦1隻と魚雷艇2隻に護衛された15隻の船に
分乗して、サルミ後方のルークランサーリとマンツシに上陸した。

「やはり来たか。」タルベラは矢印だらけの地図を睨んだ。指揮下の各師団は戦闘中であり、
急行させられる部隊は無かった。タルベラは架橋中の工兵隊を含む、集められる限りの後方
支援部隊を迎撃に向かわせた。急を救ったのは砲兵隊であった。彼らは集中射撃により、
4隻の船舶を破壊した。やがて第11師団の第8連隊が駆け付けてきた。ソ連軍は3つの橋頭堡に
閉じ込められ、各個に撃破された。

「敵の戦死者は480名です。」第11師団長ヘイスカネン大佐は報告を受けた。第8連隊は
戦死21名、負傷33名に加え、1名が行方不明となっていた。
2014/03/01(土) 19:17:32.39ID:???
相変わらずのキルレシオ
2014/03/01(土) 22:35:25.29ID:???
しかしフィンランド側のほうが痛いというこの無情
291名無し三等兵
垢版 |
2014/03/02(日) 09:15:30.04ID:kPmLDXda
ソ連軍をヤニス川の渓谷から追い出した後、フィンランド第7師団は南西へ向かった。
森の中で第9連隊は先行していた部隊と合流し、小休止した。補給部隊が彼らを迎える。
「小隊毎に糧食を受領しろ。警戒を怠るな。」ユーティライネンは命じた。「将校は
集合。」彼は部下が常に状況を正確に把握していることを望んでいた。「一体、我々は
今何処にいるのだ。」彼は傍らのアーローレ少尉に尋ねた。彼は慌てて鞄の中を探したが、
なかなか地図を取り出せないでいた。「まだか?」暫く待ったユーティライネンは、
遂に癇癪を起こした。彼は拳銃を引き抜いて叫んだ。「地図も探せないような間抜けは
俺がこの場で片付けてやる。」

25日、フィンランド第9連隊はトーマ川を渡河した。ソ連第168狙撃師団は丘の上に
強固な陣地を構築し、激しく抵抗したため、フィンランド軍の前進は困難を極めた。
「攻撃が不徹底だ。俺が行こう。」アーローレ少尉が止めるのも聞かず、彼は弾雨の
中を飛び出した。倒木の陰に数名の兵士が伏せていた。ユーティライネンは彼らの間に
滑り込んだ。「お前達、いくらも前進しないうちにもう休憩か?進め!」慌てた兵士が
駆け出すと、ユーティライネンは素早く辺りを見回し、再び動かない兵士に向かって
走っていった。
2014/03/02(日) 10:10:32.99ID:???
かっこいい
2014/03/02(日) 11:43:43.93ID:???
流石は「モロッコの恐怖」、ユーッティライネン中尉だね。
2014/03/02(日) 11:55:35.48ID:???
>彼は拳銃を引き抜いて叫んだ。「地図も探せないような間抜けは
>俺がこの場で片付けてやる。」

なんというか、平時の社会には適応できなさそうな人だなあ…
2014/03/03(月) 08:00:10.23ID:???
ユーティライネン中尉の戦後って酒場で同僚のフィンランド軍士官を撃たなかったっけ

戦功が評価されても予備役だったのは素行不良が原因だろう
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