とりあえず、海自にLCSは不要だな。
そもそもLCSに与えられたミッションは3つ。

1.軽度の対潜戦闘能力
そもそも海自の護衛艦には本格的な対潜水上艦艇であることが最低限度要求されるんだが、LCSにはそれだけの装備が搭載できない。
(ミッションパッケージの搭載可能な重量が、インディペンスで180トン、フリーダムで210トン。全然足りないね)
海自の運用サイドが満足してくれるだけの対潜戦闘能力を持たせようとすると、容積(と浮力)を充分に確保しなきゃいけない。
おそらく基準排水量は5000トンを軽く超えるから、素直にあめ型DDのバージョンうp型でも建造する方がはるかに有益。
ましてやそんな軍艦に45ノット以上の速力を発揮させようとすると、主機の馬力はどれほどになるか、考えただけで冷や汗が出てくる。

2.軽度の対水上打撃能力
北朝鮮の工作船≒海賊船の相手をするのであれば、SSMを搭載しないはやぶさ型でも充分過ぎる。
あんな大きな軍艦である必要性は全くない。
イランの革命防衛隊の小舟が日本近海まで来るとは思えないし、リビアをはじめとする地中海沿岸の国家群はそれどころの騒ぎじゃないw
確実に工作船をアウトレンジで撃沈したければ、中多あたりでも積めばいい。
NLOSの開発に失敗したアメリカが、日本に中多の販売を要求してこないあたりに、もうどうにでもなぁれ(AA略)感が満ち溢れているw

3.機雷掃討能力
磁性を持っている船体では掃海艇としては使えないし、基準排水量が2000トンを超過する掃討艇を調達するような予算は海自にはない。

できることなら、(海自が持っていないという理由だけで)無意味な自尊心を満足させたい韓国人達に、こんな使い物にもならない金食い虫を
何隻か調達させて、国防予算の無駄遣いをしてもらうことが望ましいwww