モスクワ防衛戦ですでにレンドリースの毛皮が大きな効果を発揮している。
その後の攻勢局面ではレンドリースの装甲車両が大量に投入された。それらが無ければ
42年のブラウ作戦の攻勢発起地点はもっとずっと東寄りになっていただろう。
(41年末までに戦車752両、戦闘機799機、車両1404両、10万トンの軍需品がソ連に貸与されている。)
ブラウ作戦を迎撃するソ連軍の装甲部隊にはレンドリース品はさらに大量に編成表に組み込まれている。
航空機もいわずもがなで、これら貸与品、軍需物資がなければスターリングラードも陥落していた可能性が大きい。
そしてドイツ軍を大きく押し返す力はソ連軍には残っていない