ベスト&ブライテスト〈上〉〈中〉〈下〉
D・ハルバースタム 著|浅野 輔 訳
http://www.nigensha.co.jp/shodo/bk_info.html?2401&;INF=2101

アメリカのジャーナリスト、デビッド・ハルバースタムのノンフィクション。

アメリカ建国以来最大の挫折であるヴェトナム戦争の「失敗の本質」を解明するため、
ケネディ政権誕生前夜からニクソン時代までのアメリカ政権中枢部の人々の動きを膨大なインタビューと調査に基づいて描き出す。
ハルバースタム(文藝春秋刊『ザ・コールデスト・ウインター』著者)の名声を確立した最高傑作。
内容としては・・・・

「上に立つ者がイエスマンばかり集めると次第に衰退していく。戦争でも例外ではない。」

この本ではベトナム戦争突入と泥沼化のA級戦犯はウェストモーランド将軍をはじめとした軍のタカ派将軍数名と
その取り巻き連中の事なかれ主義で都合が悪いことを隠ぺいしてゴマをすることしか脳が無いイエスマンたちだと書いてあります
残念なことですが現実はイエスマンが上層部に一番可愛いがられる組織のほうが圧倒的に多いのです。
そして60年代の米国国防総省でも例外ではなかったのです。妄想しか教えないイエスマンを集めた軍隊の指導力が高いわけない。

・・・そして「絶対にベトナム戦争で勝つに決まってる!!」という妄想しか知らない将軍たちは泥沼化へと一直線。