少なくとも戦車は、ヘリや戦闘機に比べて安価な上に、少ない兵站で渋とく粘れる兵科なんだけどな。

最終的には瓦解したにせよ、大戦期のドイツ機甲師団は、守勢でも敵制空権下でも、その能力を証明したし。
逆にソ連はその排除に大変な労力をはたいたし、アメリカには型落ちのW号戦車相手に、1:5の割合でシャーマンをくわれてた。
ましてパンターやタイガー、タイガーUに至っては、何を言わんや……

敵に労力を払わせ、費用対効果を割りに合わないものにさせる、それだって立派に防衛戦略だよ。
何より、空軍だけ、海軍だけ注力なんて歪な編成をしてたら、想定外の事態に全く対処できなくなる。
バランス良く三軍を編成するのは当たり前のことであって「僕の考えたドラスティックな改革」は、単なる考えなしだ。