「猫のお巡りさん」任命式で脱走…すぐに制帽脱ぐ
読売 2019/09/20 08:41

21日から始まる秋の交通安全県民運動に合わせ、岡山県警岡山西署は18日、岡山市北区の県警察学校にすみつく
メス猫「タマ」を交通事故抑止隊の隊員に任命した。

タマの年齢は不明。 
元々は学校近くにいた野良猫で、教官らが「タマ」と名付けてかわいがっていると、居心地が良かったのか、5年ほど
前からすみつくようになった。
同署員が交通安全運動に向けて啓発方法を検討する中で、「猫のお巡りさん」として協力してもらうことにした。

約70人が集まった18日の任命式で、署員から制帽をかぶせられたタマは、居心地が悪かったのか、すぐに制帽を脱いで、
その場から逃げ出した。

同署では、一緒に任命した保育園児12人とともに、ドライバーに安全運転を呼びかける予定にしていた。
任命は運動期間中の30日までで、署員は「猫の手も借りたいほどなのに……」と話していた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190919-OYT1T50285/