>>118
確かな事は、洋の東西を問わず各国の最新鋭戦闘機とARHMのレーダーは一様にして
機械式から電子走査式へ移行中であること

具体的な数値の多くは確かに秘匿されているが、常識的に考えて1つしかない送受信アンテナを機械的に振り回すのと、
1000以上もあるTRモジュール各々から送受信される電波をソフトウェアで制御して、
状況に合わせて適宜割り当てる方式とでは、走査範囲内の情報更新速度に大きな差が出るのは自明の理である
そして情報更新速度の差は、当然ミサイルの命中率にも直結するわけだ

>そもそも何もロックしてない状態でもレーダーコーンのカバー範囲って思いのほか狭い円錐でしかないし
>個々の戦闘機の搭載レーダーにはまだまだ制限や死角がたっぷりあるのは事実でしょ

Su-35のハイブリッド型PESAレーダー、イールビスEの場合でアジマス120度、エレベーション60度の走査範囲を持つ
アメリカのAESAレーダーAPG-77や81などは、アジマス、エレベーションとも120度の走査範囲を持ち、これらが4機編隊ともなれば
その視野角は非常に広く、死角を突くのは容易でないだろう