サイパン島玉砕の反省から硫黄島や沖縄では一応の持久戦術が取られたが不徹底だった
沖縄でも結局水際防御を捨てきれず戦力を消耗し、洞窟陣地構築は不十分なまま
また上官から強制されてのバンザイ突撃に慣れ過ぎて、個々の部隊でのゲリラ戦には消極的だった
そのため砲爆撃から生き延びても敵地上部隊に洞窟に籠ったままみすみす焼き殺されるケースが多かった

米軍は朝鮮戦争でも同様の戦法を使おうとしたが、中朝軍は米地上部隊が近づくと積極的に洞窟から反撃したため
中国による大規模縦深陣の構築後は攻略が遅々として進まなかった