>>99
理屈ではエンジンのサイズを変えずに推力を向上するにはタービン・インレットの温度を上げて、ジェットパイプから
排出されるガスの温度と速度を上げるしかないです。しかし、問題はHSE用に開発する高圧タービンをそのままXF5-1に
適用できるか分らないことです。もう一つは1,800℃まで高温にする場合アニュラー型燃焼室の設計も別のものになります。

はたして理屈どおりに上手くいくでしょうか? 私には大型のHSE本体を造るより難しく感じられますが?

XF5-1が無理をしているとは正にこのインレット温度についてです。F3エンジンの1050℃(Wikipediaデータ)からニッケルの融解温度の
1,400℃付近まで温度を上昇させるのはそう難しくないと思います。ハネウェル124の1,250℃からも同じく、しかし、すでに1,600℃の
XF5-1をこれ以上チューン・ナップするのはかなり難しいと思います。