>空母保有の現実的な考察

まず基本的な知識として、海上自衛隊はアメリカ海軍と共同で防衛戦略を構築しています。ゆえに
日本がアメリカを無視して勝手に空母保有に進むことはあり得ないです。

もしも、いずもの護衛空母化改修が自民党の防衛部会の思いつきではなく、アメリカ海軍から要請
だとすると非常に深刻な事態に日本が置かれている証拠になります。

つまり、中国の脅威がすでに空自の防空戦力を破壊することが可能なレベルに達しており、第一撃
で全滅する航空自衛隊に変わる防空戦力を海上自衛隊に用意それも4〜5年以内に行う必要が出て来た
ということだと思います。

私はまだそこまでには至っていないと思います。ただし10〜15年後はかなり危険な状態になり得ると
思いますが、その時間軸ならアメリカの協力のもとに昔のミッドウエイ級の通常動力の正規空母を配備
することが可能ではないかと思います。
いずれにしろアメリカの協力と指導がなければ空母保有は絵に描いた餅で現実性がないです。