>>538
WW2の日本のエンジンを知る前に、航空レシプロエンジンの基本的な処から押さえるのが良いと思う。
その場合、図書館にあるような戦後〜昭和50年代前半までの航空発動機関係の本が一番かと。
平成に入ってからの本は、レシプロが脇役ですらなくなっている都合上、
真面に取り上げられていないから。

>>541のような戦前戦中の本だと、戦中の技術が載っていなかったりするし、
旧体字・旧仮名遣いでちょっと読み辛い。

現行の本だと、
http://jaea.theshop.jp/items/1248596
位か。
しかしこれは現役航空事業者用のテキストなので、ターゲットが現用軽飛行機用エンジン。
なので、WW2当時の技術という点で見れば物足りない。
昭和30〜40年代発行の版ならまだマシだけど。

少し前なら、
Bill Gunston著
航空ピストンエンジン そのメカニズムと進化
グランプリ出版
ISBN4-87687-192-2
があったな。
今では絶版だけど、置いてある図書館は比較的多いんじゃないか?
ライト兄弟時代以前のものから現用エンジンまで、世界中のを含める都合上、
内容がかなり包括的で細かい所が載っていないし、日本のエンジンに至っては「アメリカのコピー」
の一言で済まされているのがちょっと悲しいけど。