1917. 12. 14
フランス巡洋艦「シャトールノー」被雷沈没

 フランスの旧式巡洋艦「シャトールノー」はギリシャ水域で兵員輸送艦として
使われていた。

 この日、コリント湾を航行していた同艦は、ドイツの潜水艦「UC38」(艦長ハンス・
ヘルマン・ヴェントラント中尉)に発見され、午前6時47分に魚雷1本が命中して
航行不能となった。

 護衛の駆逐艦の追撃をかわし、「UC38」は8時20分に再び雷撃を行って1本を
命中させ、「シャトールノー」は沈没した。戦死者300人あまり。

 「UC38」は護衛の駆逐艦のさらなる攻撃を受けて浸水し、ヴェントラント中尉は
やむなく浮上して艦を放棄し、捕虜となった。