>>78
たとえば日本の短距離空対空ミサイル「04式空対空誘導弾 (AAM-5)」は
大きな翼(ストレーキ)とスラスト(推力偏向)の両方を備えている。
大きな翼は揚力による空力的旋回に必要。それが無いと失速状態になる。
ミサイルの場合は空力的に失速状態でも(ロケット燃料が残っていれば)
ロケット推進の極めて大きな推力によって問題なく飛行できるが、大きな
翼もスラスト(推力偏向)のいずれもなければ小回り旋回できない。

ところが、中距離ミサイルでは、そのいずれも無い。
特にステルス機のウェポンベイ内蔵可能な空対空ミサイルの翼は小さい。