>>332
色々意見があるだろうが、法務死を靖国に合祀した事が様々な禍根を残している様に思う

元は遺族感情を鑑みて靖国の敷地内に別に祀っていた
便法ではあるが、それにより靖国自体は右翼左翼を超えた戦死者遺族全員のものとなり、天皇を始めとして皇族や閣僚も参拝可能であったのだ

ところが後になって法務死を靖国に合祀する事になると、天皇は靖国に参拝出来なくなる
そもそも法務死とは天皇に開戦責任を負わせないための身代わりであり、一方その実相を認めない事によって天皇制は存続出来た
合祀されてしまった後となっては、参拝自体がけじめとしての東京裁判を否定する事となってしまう

現在靖国は国に命を捧げた者を祀るところではなく、それに対する立ち位置が右翼左翼の政治的な立場を表明するものに変容してしまっている
法務死者合祀決定を下した人物の浅慮には疑問を呈する以外にないが、返す返すも残念な事と思う