一方サンディエゴで整備中だった空母サラトガは真珠湾攻撃の報に急遽出航
ハワイに向かっていった
12月15日に真珠湾に到着したサラトガだったがすでにミッドウェーが陥落し
エンタープライズ及びレキシントンが撃沈された後だった

飛行艇の偵察からミッドウェー基地の日本軍機は100〜120機と推定され
さらに戦艦7隻・軽空母3隻を含む強力な日本艦隊が集結していることから
サラトガ単艦でのミッドウェー奪還を断念、ハワイ周辺の警戒にあたることとした

1月12日、日本空母がハワイに接近中との情報を得たサラトガは迎撃のため真珠湾を出航した
しかしその直後、日本海軍の伊号第六潜水艦の雷撃を受け、魚雷1本が左舷中央に命中
大浸水の上ボイラーを損傷したサラトガは修理のためプレーマートンに待避した
この修理は5月下旬までかかる見通しになった