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空母キティ・ホーク、ペリー級フリゲート艦の現役復帰案が浮上中

米海軍が目標とする355隻体制の実現に向かう中で(現状は275隻)一つの方策は現役艦船の耐用年数を延長することである。
さらにモスボール保存中の艦船を現役復帰させる案も検討している。
その中で可能性が高いのが最後の通常動力大型空母USSキティー・ホーク(CV-63)だ。
海軍の海上システムズ司令部を率いるトーマス・ムーア中将は保存中艦船は大部分が復帰もままならない状態であるが、
USSキティー・ホークは違うと述べている。「保存中の空母でキティー・ホークは真剣に検討対象となる艦だ。
エンタープライズ退役の際は艦体が老朽化していた」
たしかに空母一隻を現役復帰させるのは「空母ギャップ」を埋める有効な解決方法であり、
トランプ大統領が求めるスーパー空母12隻体制実現への近道のように映る。
現在の米海軍はスーパー空母10隻を運航中で、USSジェラルド・フォード(CVN-78)が就役に一番近い位置にあるとはいえ、
目標の隻数にするには数年かかる見込みだ。

その他にも現役復帰の対象になる艦がある。まずタイコンデロガ級巡洋艦の初期建造5隻がデラウェア河に係留されたままだ。
各艦はマーク41垂直発射管を搭載せず、二本式のマーク26ミサイル発射装置が搭載されている。
だがこのまま予備艦艇としておくのは水上戦闘力を有効活用していないとよく言われる。

FFGでは有効に使える可能性を検討し、戦闘支援艦でも有効活用の可能性を見る。
全体として保存艦艇の活用は限られるが、個別の艦の状況を見て決めていくという。
ドナルド・トランプ大統領がこの構想を支持する可能性は十分ある。
トランプには旧式でも改装を加えた機体を活用してきた経歴もある。
選挙運動中にトランプはアイオワ級戦艦の復帰さえ言及していた。
ただしこの案は以下に政治的に後押しがあっても実現は極めて可能性が低い。