北朝鮮は「最も喫緊で危険な脅威」 “狂犬”マティス氏が予言「力の均衡、列強競争の時代に」

>マティス氏は「北朝鮮は国連の非難や制裁をよそに、国際法違反の挑発行為をやめていない」と指摘する一方、
北朝鮮による核兵器と弾道ミサイルの開発のペースを速め、範囲を広げていると警告した。

 外交的解決に失敗し、軍事衝突となった場合は「1953年(の朝鮮戦争)以来、見たこともないような極めて深刻な戦争となる」との見通しを示した。

 また、現在の世界が「力の均衡」や「列強同士の競争」に回帰するという「新たな時代」に入ったと指摘。第二次大戦後に構築された国際秩序は「再起を果たして攻撃性を強めたロシア」と「より自信を深めた強引な中国」からの攻撃にさらされていると危機感を示した。

 治安が急速に悪化しているアフガニスタン情勢に関しては、新戦略を「極めて近い将来にトランプ大統領に提出する」と述べた。新戦略はアフガンのみを対象とせず、周辺地域の過激組織の脅威もにらんだ戦略となるとしている。