>>514
ttp://www.mod.go.jp/asdf/special/webmagazine/vol12/
学生によれば、資格取得がメインで法律的な事柄を含めた細かな基本知識を身につけるこれまでの課程と比べ、
実際の機体操縦の技術を磨き上げる毎日となる戦闘機操縦課程は、より大きな充実感があるという。
F-2になっての大きな違いは圧倒的な速度だというが、これは過去にもT-7からT-4にステップアップする過程でも経験しているので、
「慣れが解決してくれる」と学生ながらも頼もしさを感じさせる言葉が聞けた。
それよりも、操縦桿が電子式のサイドスティックになることや計器がデジタル表示になること、
シートポジションが寝そべったような格好になることの方に違和感を感じるのだそうだ。
サイドスティック式の操縦桿は、力を感知するセンサーによって制御するためにスティック自体が少ししか動かないので、
非常に繊細な操作が求められるのだ。
一方、教官によれば着陸特性の違いもF-2ならではの難しさだという。
F-2の着陸最終速度は、失速速度(これ以上落とすと墜落してしまうギリギリの速度)よりもかなり速い速度が指定され、
しかも着陸時は機首を上げた姿勢(バイクのウイリーに近い)となる。
このため、タイミングが少しでも早いと機体がフワッと浮いたり(この場合、着陸失敗となるので再離陸する必要がある)、
横風が強い時は主翼下の主脚が接地しても機首が風に流されて方向保持が凄く難しくなるなどの特性があるのだ。

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T-4からいきなりF-2に載せるというカリキュラムがやっぱ問題がある
F-35になると複座教習もできなくなるから、複座で超音速の高等練習機が必要だな