https://aviation-space-business.blogspot.jp/2017/10/blog-post_28.html

> RAND研究成果は2016年の海軍委託研究の一部を公開したもので、議会がフォード級より安価な選択肢はないか調べさせたものだ。
> RANDは四つの選択肢を提示している。
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> CVN-8X: フォード級(排水量10万トン)をやや小型化している。
>       核燃料は交換不要で40年間稼働する。フォード級では20年ごとの交換が必要だ。カタパルトも現行の4基が3基に減らされる。
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> CVN LX: 7万トンで1950年代のフォレスタル級(初の「スーパー空母」)に近い。
>      核・通常動力のハイブリッド方式で推進し、原子炉はひとつだけでニミッツ級フォード級の二個と異なる。
>      相当の航空戦力を搭載し、ニミッツ級を上回るほどだが、速力が下がり残存性はフォード級より劣る。航空戦力も出撃回数が減る。
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> The CV LX: 4.3万トン通常動力で揚陸強襲艦アメリカ級を原型とする。カタパルトがなく、F-35B25機を搭載するが一日あたり50ソーティーしか実施できない。
>        早期警戒機や電子戦機材を搭載せず、「従来型大型空母あるいは地上基地の支援が必要で、敵の航空戦力が強力な地点では運用できない」
>        CV LXは有事に即座に第一線に投入できる装備ではない。航空戦力が不完全なためでAEWやEA機材がないのがその原因だ。
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> CV EX: もっと小型の2万トン赤ちゃん空母で通常動力で短距離離着陸機6機から10機搭載するのはイタリア空母かヴォールに近い。
>      CV EXは25億ドルと一番安いがフォード級の戦力を実現するには四隻が必要とRANDは試算している。
>      「CV EXはCV LX同様の制約があり、飛行甲板は小さく、燃料・弾薬搭載量も限られ低レベル紛争にしか対応できず、またはCVN補助にしか使えない」
>      (RAND報告書)

日本が支那への対抗で保有するとしたら固定翼AEWや固定翼AEWが搭載可能なQE級以上CVN LX未満の通常動力空母ではないか?