モリカケのスキャンダルとしての性格に目を奪われている人も多いように見受けられますが、
この問題の本質は、市民が納める税金が恣意的な権力行使に基づく不当な手続により、首相と少なからぬ繋がりを持つ森友学園や加計学園に流されたという点に尽きるのです。これは法治国家の根幹に関わる問題です。

公人の主な任務は憲法及び法令並びに主権者の意思を遵守し、徴収した租税を適正に配分して市民生活の維持向上に努めることにあります。
随意契約にも関わらず価格を非公表とした裏で、国有地を8億円も不正に値引きした挙句、実質的にタダ同然で森友学園に売り払った政権の行為は断じて容認出来ません。