米極右が「反ファシズム」をねつ造で中傷 家庭内暴力の画像使い

米国の極右活動家たちは、ツイッターの偽アカウントや家庭内暴力被害者の写真をねつ造して使い、米国の反ファシズム運動の評判をおとしめようとしていることが、オンライン調査で分かった。
極右による運動ではたとえば、顔にたくさんの傷やあざをおった女性の写真に、「白人女性の53%がトランプに投票した。白人女性の53%はこうなるべきだ」というキャプションを添えて、反ファシズム運動のシンボルも掲示している。
しかしその写真の女性は実際には英女優アナ・フリールさんで、写真は家庭内暴力に抗議する2007年の啓発キャンペーン用に撮影されたものだった。
「彼女が自分は右翼だっていうから、左フックをくらわせたんだ」というキャプションつきの画像もあった。
しかしこのアカウントは典型的な偽アカウントだ。今月になって登録したばかりで、最初のツイートは24日。29種類の画像をツイートした以外は、何も書いていない。
「今回のこれは意図が見え見えの、かなり情けない手口だったが、白人国家主義グループが今後、もっと高度な中傷運動を展開しようとしても驚かない」と、ヒギンズ氏は指摘する。

http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-41045805

収拾つくんかいなこれ