>>526 >>543
「Cイージス陸上型
(中略)
本来的に洋上での行動が必要となるイージス艦とは異なり、陸上の定点ではあるが、四六時中、継続した運用が可能となる利点を有している。
このことは、2016年8月、北朝鮮のノドン発射に際し、稲田防衛大臣が、能力強化の必要性を挙げた「即応体制」を確実に維持しながら、
「同時対処能力」を発揮し、「継続的に対処できる能力の強化」を、正に具現するものである。
(中略)
弾道ミサイル防衛のみならず、前述したように、一般防空や巡航ミサイル防衛への対応も可能となる。
正に北朝鮮の弾道ミサイル飽和攻撃や中国の多元経空飽和攻撃に対し、広域かつ多元的な「同時対処能力」を発揮し、防空ミサイル総合防衛(ABCD)において、効率的かつ効果的に中心的役割を果たす能力を有している。」
(『ミリタリー選書27 いま、すぐそこにある最大の脅威に備えよ BMD〈弾道ミサイル防衛〉がわかる 増補改訂版』p86〜p87
金田秀昭 元護衛艦隊司令官・元海将)


アショアは単にBMDのみならず、ABCDの要としても期待されているみたい