>>589
ウエストバージニアの射撃は、fully radar controlと言っている
山城が炎上して目視できるようになって、レーダー観測の結果が正しかったことを確認できたとある

照準に必要な距離と方位について、方位は目視が見えさえすれば誤差ゼロで観測できるので、レーダーに頼る必要はない
ただし測距は、光学だとただでさえ距離に比例した誤差があるし、発砲炎のような点状かつ瞬間的な像だと効果的にできない

だから測距はレーダー、方位は光学というのがこの当時のベストミックス

なお、目標の方位と距離だけでは不十分で、弾丸飛翔時間を見越した未来位置に弾着させる必要があるから、目標の速度と針路の算出、つまり測的も必要
これは、目標の位置(要は方位と距離)を刻々とプロットして計算するので、正確な測距が不可欠

光学オンリーの射撃と比較すれば、レーダー射撃の優位は否定できない