>>583
 私も全文書写したわけではないので詳細がわからない射撃もありますが、判明している例から見て、
この時期の戦艦主砲の甲種と乙種の戦闘射撃>>571は殆どが飛行機利用の射撃の筈ですね。
(全てとは断言しませんが) 
今回例に出していない数斉射程度の教練射撃などはどうだったか調べていません。
 むしろこの時期は飛行機利用を前提として、観測を飛行機のみに依存するか艦上観測を併用するか、
途中で間接射撃に移行するかなどに研究が移っているようです。基本的に便利と見られる飛行機観測でも艦上観測に精度が劣る部分もあるようです。


>>587
 そう言えば「艦砲射撃の歴史」のご紹介部分(S2〜S9)では確かに標的の速力を16〜18ktの間と記載していますが、
それより後の時期である>>569では一般により低速(10.8〜18kt、多くは12kt程度)になっているんですよね。
 もしかしたら第一種的は高速(といっても10kt台中〜後半)曳航時に何か不具合でも見つかったのか?など。