北朝鮮を訪問していたアントニオ猪木参院議員(74)が11日、
帰国し東京・羽田空港で会見を開いた。

猪木議員は、8日に平壌で朝鮮労働党で国際部門を統括するナンバー2の李洙■(リ・スヨン)副委員長と会談したと明らかにした。
その中で同副委員長が、3日に6回目の核実験を行い、大陸間弾道ミサイル(ICBM)用水爆の実験が成功したと発表した件について
「米が圧力をかけ続けるなら、より強固なものにする」と語ったと明らかにした。

また、核実験に対し国際社会の中で批判が高まっている件について、猪木氏は
16年9月に訪朝した際に行われた5回目の核実験の際に、既に水爆が出来ていたと北朝鮮側から説明があったと明かした。
「私が去年行った時、規模はどうか知らないが『もう出来ていますよ』と話していた。
今回の大きさから言えば、すごい強力なものになっている」と語った。

また10月に生前葬を行うこと、そこに北朝鮮の関係者を呼ぶ考えを明らかにした。

猪木議員は、9日の北朝鮮の建国記念日に合わせて7日から訪朝。
8日に平壌で李副委員長と、ナンバー3の金永南(キム・ヨンナム)氏と相次いで会談。
両氏とは昨年9月に訪朝した際も会談しており、2年連続での会談となった。

「労働党本部で会談し、9日が1番大事な日。
李委員長とはざっくばらんに話した」などと語った。

日刊スポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170911-01886435-nksports-soci
笑顔を見せながら質問に答えるアントニオ猪木参院議員(撮影・足立雅史)
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