ミス・ミャンマー代表 ロヒンギャ批判後に代表剥奪
10月5日 13時56分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171005/k10011168591000.html

ミス・ユニバースのミャンマー代表の女性がSNSに少数派のイスラム教徒、ロヒンギャを批判する動画を投稿したあとに
代表の座を剥奪されました。これに対してSNSでは女性を擁護する書き込みが多くを占め、ミャンマー国内の
ロヒンギャに対する見解の複雑さが浮き彫りとなっています。

ことしのミス・ユニバース、ミャンマー代表のシュイ・エアイン・シーさんは先月29日、自身のフェイスブックにロヒンギャを
批判する動画を投稿しました。この中で、シーさんは「ロヒンギャの武装集団がメディアを使ったキャンペーンを主導して
ロヒンギャが迫害されていると思い込ませ、世界をだましている」と非難しました。

その後、今月1日になってシーさんは「規則違反があった」として突然ミス・ユニバース、ミャンマー代表の座を剥奪されました。

これについてミス・ユニバースの主催者は「動画投稿との関連はない」としていますが、SNS上ではシーさんの行動を
擁護したり、ミス・ユニバースの主催者を非難したりする投稿が多くを占め、ミャンマー国内のロヒンギャに対する見解の
複雑さが浮き彫りとなりました。

ミャンマー西部ではロヒンギャの武装勢力と政府の治安部隊の間で戦闘が続き、50万人を超えると見られるロヒンギャの
住民が隣国バングラデシュに避難していて、国際社会からの「迫害だ」という非難に対し、現地当局は合法的な取締りだと
反論しています。
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これは言論弾圧ではないのか?
ひょっとして世界的に、「ロヒンギャの可哀想な人たちを批判するのは許されない」みたいな雰囲気になりつつあるのか?