かくして首尾よくターゲットが現れたとしよう。
最近の若い女性はじつに無防備だ。スマート・フォーン――スマホ――に夢中で、グリンベレーでは
常識になっている前方警戒を、全くしていない人もいる始末である。

距離が2mかそこら、あるいは少しばかりやり過ごしたあたりで攻撃の火蓋を切ろう。ターゲットは、
まさかという気持ちが強く、しばし茫然自失とするか、反射的に「厭ね!」と悲鳴をあげるであろう。

あなたは素早く一連射を終えると、すぐさま撤退に入るべきである。私ならベース・キャンプ方式で
近くの植え込みなどに背広上下を防水カンヴァスで包んで隠しておき、素早くそれに着替えてから
何事も無かったかのような表情で口笛を吹きつつその場を後にするのは、言うまでも無い。