【現代ビジネス】航空自衛隊が「もう限界」事故続発、観閲式もぶっつけ本番で!? 人も装備も疲弊しきって…[10/22]
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航空自衛隊に、何が起きているのか。10月17日夜には、静岡県の浜松基地所属の救難ヘリが海上に墜落。
翌18日には、茨城県の百里基地でF4戦闘機の主脚が折れて炎上した。
こうした状況下で、10月22日の日曜日に予定されていた、航空観閲式の予行演習が中止されるという情報が筆者の耳に飛び込んできた。
不測の事態に備えるのが自衛隊とはいえ、「ぶっつけ本番」は正常なこととは言えないだろう。
連日の重大事故の背景には、何があるのか。隊長経験もある幹部パイロットが、重い口を開いてくれた。
「怖れていたことが現実になってしまった。原因を一言でいえば、完全なオーバーワークだ」
ここ数年で複雑化の度合いを増している東アジア情勢は、そんな航空自衛隊への負担をさらに重いものにしている。
今年4月から9月までのスクランブル(緊急発進)の回数は、前年度より減少したとはいえ561回。
さらに加えて、北朝鮮が核実験や弾道ミサイル発射を繰り返すようになった。
敵の動きを察知すためのレーダーサイトや「北朝鮮の弾道ミサイル対処のためPAC3も臨戦態勢にある」と前出の幹部は明かした。
そんなオーバーワークが続く中で、10月17日に航空自衛隊浜松基地を離陸したUH-60J救難ヘリコプターが、
約10分後に同基地の南約30kmの遠州灘でレーダーから機影が消えた。
混乱の中、18日午前11時50分ごろ、今度は百里基地所属の第302飛行隊所属所属のF-4EJ改戦闘機が、
誘導路を走行中に左脚部が折れ、引火する事故を起こしてしまった。
そのファントムを、航空自衛隊は1974年から配備しており、国内でも運用開始からすでに43年が経った。
「先進国で、まだファントムを飛ばしているのは日本だけだ。視察に訪れた外国の空軍関係者は一様に驚いている」
自衛隊機の事故は陸・海・空をあわせてみると、昨年度から数えて10件になる。
防衛費に限りはあるが、老朽化している機材の更新も焦眉の急だ。民間ではとうの昔に退役したYS-11のような航空機を、
未だに使用しているのは自衛隊だけだという事実が、それを物語っている。
また人員、とくにパイロットの不足にも、早急に手を打たなくてはならないだろう。