防衛省のF-3は2040年という見解に対する大石英司先生の感想(ブログから)

>>いわゆる「F-3」という仮称で呼ばれる次世代戦闘機は、2040年頃の実用化を目指しており、

>初めて聞いた。根拠のある話なんだろうけれど、ちと疑問ですね。というのは、イーグルをいくらか残すにしても、
>このスケジュールだと、主力戦闘機の大部分をF−35に依存することになる。西欧正面はそれで行くだろうから、
>あり得ないことではないけれど、うちもそれで済むのか?
>それと、仮にこれから開発に20年掛けるとなると、さすがに、米帝なり欧州なりで、当然5.5世代あるいは
>6世代戦闘機の開発という話も出て、それはすでに飛んで実戦配備も進んでいることでしょう。
>そうなったら、そっちの方が性能が良いに決まっているわけで、日本がもたついていたら、欧州からは当然、
>共同開発しようよという話も来るでしょう。米帝がそれを売ってくれるかどうかは不明なれど。
>F−3をやる気なら、開発が遅れるのは良く無い。
>あと一つの疑問は、ここしばらくの日本の軍用機開発を振り返って見ると、P−1&C−2は、今世紀に入ると同時に
>開発スタートでした。F−2はバブルのまっただ中、モックアップの公開は1992年です。仮に、2040年代の配備となると、
>開発開始は2030年前後です。F−2に携わったエンジニアは、メーカーにも装備庁にももう残っていないでしょう。
>戦闘機開発の技術が全く残っていない中で、F−3開発なんて無理でしょう。
>2030年のタイポだろうか? これから十数年、何をやって過ごすんだろう。本当に装備庁がこんなスケジュールを考えているとしたら、
>あまりにもセンスが無い。開発費用を考えると難儀な話だから、私は英国と組むしか無いと主張してきたけれど、
>F−3の開発は、先延ばしにすればするほど、タイミングを逸します。財政状況、周辺を取り巻く国際情勢、
>各国の次世代機へのアプローチ等を勘案すると、F−3開発を始めるタイミングは今しかありません。
>1年先延ばしにするごとに、状況は悪化し、環境は厳しくなります。