DDGへの両棲式機関搭載について妙な主張をされ続けても困るので、ある程度具体的に配置案を提示することになるが宜しいか?

「こんごう」「あたご」型の機械室主要配置は、左軸第1機械室で右から発電機・1号主機・2号主機の順番、主機の艦尾側に1号減速装置を経由して左プロペラ主軸。
右軸第2機械室は、右から3号主機・4号主機・左軸・発電機の順で、2号減速装置は主機の艦首側に配置されてて折り返して右プロペラ主軸が艦尾に向かう。
27DDG型では、第1機械室配置が右から発電機・1号主機・1号推進電動機の並び、第2機械室は右から2号推進電動機・2号主機・左軸・発電機の順に変更されてる。
両棲式機関が目指すところは、第1機械室配置ならば右からガスタービン発電機・蒸気タービン発電機・推進電動機・主機という並べ替え。
軸直結主機の数が減った分の空間利得を、舷側に置かずに機械室中央側に持ってきて、推進電動機と発電機の間隔を広げて隙間を作る。
第2機械室配置ならば、右から主機・推進電動機・左軸・蒸気タービン発電機・ガスタービン発電機という順番になるが、左軸との被り方を勘案すると
ガスタービン発電機を右に寄せて蒸気タービンを左舷側に置く方が収まりは良いかも知れない。
復水器は蒸気タービンの真下、据付架台の中に押し込むことで蒸気タービン発電機の全長を抑える。

排気煙路が2本になる、と言われても、そもそも「こんごう」「あたご」型が主機煙路2本あるのに何を言うかと。
むしろガスタービン発電機からの煙路をHRSGに合流させる分、煙路総容積は少し削減可能まであり得る。

そもそも論、ボイラーはまだしも蒸気タービンをガスタービン主機や発電機と同じ区画に置けないって主張には、どんな根拠あんの?