> 彼が「煙路はLM2500とM7用にで、元々2つある」
???
あっ、ひょっとして>>328
> 排気煙路が2本になる、と言われても、そもそも「こんごう」「あたご」型が主機煙路2本あるのに何を言うかと。
の意味が理解できなかった感じなのかな?
まぁ確かに少し不親切だったかもね、「こんごう」「あたご」型ではLM2500主機×2+ガスタービン主発電機×1の合計3本の排気煙路があるのに対して、
27DDG型ではLM2500IEC×1+ガスタービン主発電機M7A-05×1の合計2本に削減されてるから、概ねLM2500×1より幾分少ない程度の煙路が削減されてることになる。
そこで、両棲型複合機関では、主機削減による煙路減少の、その隙間にLM2500IECとM7A-05の両方から排気供給を受けるHRSGを差し込み、
加えてHRSGの仕様に余る排気をバイパスする煙路については、元のLM2500×1煙路を流用する方向性である。

> 商船のエンジンってのは航海中は最高出力の8割をキープするらしいので、そういう条件なら「ガスタービンが
> 回っているから得られる」排熱で燃費改善もできるのでしょう
さてどうしよう、熱伝導の基礎理論からHRSGは定格負荷条件よりも中低率負荷条件における熱効率が高いことが多いことを説明する必要に迫られた状況だが、
コレをスムーズに理解して貰う為には相手にも該当学科の高専卒業ないし大学2年次修了相当くらいの学力が要求されるし、ソレを満たさない、例えば一般科高卒相当に
理解し得るレベルまでフォローしうる説明を端的に構成するには、生憎ながら工学部機械系学部卒以上の学力が保障されてる身分からは、ソレなりに難しい。