>>120
財務官僚「税務署の連中にやらせればいいな」
かくして武装徴税部隊霞ヶ関組が誕生したのである。

>>124
ドイツはナチという(それだけではないが間違ってはいない)責任の押し付け先がありましたし、首都ベルリンを支配するソ連とその傀儡政権という、一見極めて明白な脅威があったので国民的議論と合意形成のすえ再軍備ができました。

一方、本邦は責任の押し付け先が軍部だったうえ、第一の責任が軍部ということ自体はあんまり間違っていないという問題と、占領軍という強権によって国民的議論なき事実上の再軍備の結果、
共産党や社会党内にもあった再軍備容認論が弱体化してしまい、自衛隊という中途半端な「令外官」を設置することでお茶を濁したり、
もともとあった穢れ思想や、反藩閥主義や反山県有朋の延長というべき反軍的感情とか、1920年代の反軍的風潮の復活があったりしてなかなか難しいですからねえ。

それに、日本は軽武装経済重視で高度経済成長をGDP世界第2位になれたんだ。経済と貿易戦争でアメリカに勝てたんだというプライドみたいなものもありますからねえ。

武器や末端の「兵隊さん」に対しては嫌悪感どころか好意を持っているでしょうけど、政治的存在としての自衛隊や軍隊にはまだまだ拒否感があるんでしょうね。