>>213/続き)
技本の50年史とか見れば分かるけど、供試品に対する耐弾試験は、路上〜悪路での走行性能は当然ながら車内からの視界、操作性(スイッチやハンドルの位置等々)、整備性(エンジンやタイヤ交換の容易さ)、EMI等の試験を実施した後の、最後の最後に実施されるもの。
なぜなら、供試品が鉄屑になるのが「耐弾試験」なのだから、専用の「耐弾性試験用」の供試品を調達するより、他の試験の供した供試体を流用するのが予算上効率的だから。
つまり「装輪装甲車(改)」は、最後に行う耐弾性以外の要求性能を実証する試験を実施済み、ということ。
もし走行性能等に問題があったなら、もっと早い段階で「お知らせ(報道資料)」が出されていてもおかしくない。