プロイセン・ドイツの作戦術と訓令指揮(aufsutagstaktik)は、固定的な様式というよりも、
それを構成する「当代最高の一般教育(ベルリン大学)」と「軍事思想の粋を結集した応用教育(ドイツ陸軍大学)」の無数のゼミナールによる学問体系みたいなもので、
同じゼミ仲間(思想的敵対関係もあるが)なんで、離れていても意思疏通と協同作業ができる。
ベルリン大学の教授もドイツ陸大でゼミ持ってたようだ。

当然、そんな高度な教育とは無縁の我々、日本人には全貌を把握するのは難しいし、
全体の兵学と関連一般科学全体を体系化して、世界レベルまで
研究・教育しないと「作戦術を理解した」とは言えないだろうね。
何となく、こんなもんかと推定してるだけ。これが限界。