>>313
む、見解の違いや私の勉強不足かもしれない。
もう一度二人の本を一から読み返すかね。

>>316
封建制を採った中国の周朝は一応トータル的に千年に近いの歴史があった。
(紀元前1046年 - 紀元前256年)
その後も部分的に封建制やテマ制(軍管区制)を採用した王朝があった。
唐の藩鎮は好例だ。
しかしローマと同じように、そのような地方自治権が強い政体は全体的に一種のヒュドラーになる、再生力が強く、国全体の歴史こそなかなか長いが、内紛が絶えないことが多い。

>>288
知識あれば武器は作れる物だ。
それに今はその気があればナイフ一本や自動車一台でテロ攻撃を実行できる時代だ。
訓練された工作員数十人さえあれば、鉄道駅や空港を一時に使用不能にすることは可能だ。実害こそ大したことはないかもしれないが、心理的効果はある。
実は過去の例を見れば、日本は全体的に治安がいい割り、テロ大国でもある。政治家の暗殺、空港の占拠、毒ガス攻撃など何でもあった。
単独的テロ事件やゲリラ攻撃の効果は限られるが、計画的軍事攻撃と組合せば混乱を起こして、国の機能を一時無力化することくらいは可能だ。
それに実行犯側から見れば、小さくでもテロやゲリラ攻撃を成功したらプロパガンダの材料になる。
WW1のサラエボ事件や911事件ような例もあったので、時々小さいなテロが歴史動かす力がある。

>>314
現代の軍事学に、戦争という現象そのものを究明する社会科学的研究と、伝統的勝利法を見つけ出す研究に分ける、後者はやはり芸術と思う。
例えば現代格闘技も科学的技術を大いに取り入れたが、実践は芸術だ。
昔の日本で兵法家を名乗るには武芸十八般、軍学、さらに茶道、和歌、禅宗など精神的修養も必要されたと聞いた。
うちの大先生はマイケル・ハワードからかなり影響を受けたが、やはり彼はより古典的タイプで、学者の理想はギリシア哲人ような物と考えるだろう。