>>330
補足
例えば冷戦の前半、ソ連は直接的な軍事行動ではなく少しつつ侵食した戦略と代理戦争によって、多くの国を赤化した。
西側は直接的な軍事行動を打ち出しても泥沼に嵌った。
ソ連が直接的な軍事行動を起こしてもは短期かつ計画的、2014年のウクライナ侵攻ような大規模ではなく小規模な電撃侵攻によって一部を占領した事実を作り上げたことを好む。仮に失敗しても損失は少ない。
そのように、相互確証破壊の時代で軍事力量の拮抗によって「行動の麻痺」が起こした時、敵の直接的な軍事行動さえ抑止できれば、敢えて別の方面で間接的な行動を起こして勝利を求める、の戦略をAndre Beaufreが提示した。
故に従来の大規模戦争とそのための軍隊より、小回りが利く代理戦争、小戦争、ゲリラ戦、さらにそれを使い勝手がいいの即応戦力が重要だ。

>>331-333
「霧」「摩擦」など不確実性を入れると将棋ではなく麻雀になるのだ。
AIでも確率と運など不確実性に制約されたため、全勝はありえない。
そしてリアル戦争ではそもそも勝負の決め手は盤外にあるの状況が多く、そのような状況に嵌ったら最強のAIも所詮盤中のネズミ。