沖縄県でまた米軍ヘリコプターが不時着した。
米軍はトラブルが起きるたびに早々に「安全宣言」を出し、飛行を再開させているが、事故やトラブルは頻発している。
昨年だけでも学校への部品の落下物や民家周辺で機体が大破炎上するなど事故が相次いだ。
いずれも一歩間違えれば大惨事に直結しかねない状況だった。
今回は大型リゾートホテル近くの読谷村に不時着しており、住民の不安と怒りは高まるばかりだ。

ニュースで不時着を知ったという読谷村役場の職員は8日、
「本当に憤りを感じる。うるま市で別の不時着したヘリが撤去されたばかりなのに」と憤る。
役場の別の職員が現場に向かったが、規制線が張られて近寄れないという。

今回、ヘリが不時着した廃棄物処分場の関係者は
「近くにリゾートホテルがあるので、(ホテルの敷地で)大破していたら大変なことになっていた」と語気を強めた。
リゾートホテルは1100人以上が宿泊できる大型ホテルで、観光客にも人気がある。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018010800607&;g=soc