第二次世界大戦のイタリア空軍の戦闘機は、大戦直前期のMC.200とG.50とRe.2000、大戦後期のセリエ5のように
一つの世代・一つの競作で主力戦闘機を一機種のみに絞り込まず、複数の機種を制式化して量産配備していますが
何故、一機種に絞って工業面・整備面での合理化を図らず、似たような戦闘機の多機種体制にしたんでしょうか?
他国もハリケーンとスピットファイア、Bf109とFw190、F6FとF4Uのように二機種体制になることはあっても、それは同時競作ではなく
元々の開発時期がズレてたり、ダブらないよう計画の段階で用途やエンジンが差別化されていましたので、イタリアだけ特異だと思うのです