>>758
固定翼ジェット機並の進出距離までは無い。

ヘリよりも速くて高いところを飛べるから、高高度から誘導爆弾落とせる。
それによって離着陸場所がヘリより遠いのは補える。

固定翼機より短い滑走路で運用できるから、半分吹っ飛んで復旧前の航空基地とか、全通甲板のフネから離発着できる。
それによって通常離着陸機より進出距離が短いのは補える。

本来の任務だった近接航空支援では、ヘリともども「対空砲火の被弾に弱い」ということで、今はあまり価値が無い。
>もっとも、対空砲火をものともせず突っ込めるのはA-10くらいだが。

ただし、本物のマトモな戦闘機に迎撃されたらまず勝てないのと、機体規模とエンジンレイアウトの問題で出力向上に
限界があるハリアーのアップデートは中止され(ハリアーIII的な構想はあった)、F-35Bが取って代わることになった。

そんな感じ。
今はちょっとした過渡期で、実は攻撃ヘリも「実は以前言われてたほどの価値が無い」って話になってて、昔みたいな
「空飛ぶ戦車」みたいな扱いはされてない。
陸自がAH-64Dの調達を中止したのもそれが一因。
たぶん、今後は装甲よりも捜索兵器と長射程兵器で生残性を重視した新世代のヘリやUAVが従来の攻撃ヘリに取って代わる。