>>337
一部だけを切り取って考えると
>日本国民は、(中略)平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。
のところは非武装平和主義と読めないこともない。

>恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、
というのが中略部分

その前に
>政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにする
という文章があって、「信頼して」云々の後に

>平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。
>われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
>われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、
>この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
>日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

という文章がくるんで非武装主義というよりは集団安全保障(集団的自衛権じゃない)に関する文章と解した方が妥当に思えるが。