テロと同じ派手なロケット利用で「アメリカの技術」宣伝する以外、もう商売にならないと。


「ニュー・シェパード」宇宙到達後に地上着陸成功 宇宙旅行も見据えるベゾス氏創立のブルー・オリジン

4/30(月) 15:23配信 sorae.jp

アマゾン(Amazon)創業者のジェフ・ベゾス氏が創立した、宇宙開発企業のブルー・オリジン(Blue Origin)。
そして2018年4月29日(現地時間)、そのブルー・オリジンが開発をすすめるロケット「ニュー・シェパード」が弾道飛行に成功しました。
 
今回ウエスト・テキサスから打ち上げられたのは、新造され以前にも打ち上げられた「ニュ・シェパード 2.0」。
内部にはダミーの人形や観測機器が搭載され、到達高度は過去最高となる約106kmにまで到達。
その後ロケットは地上への着陸に成功し、宇宙船カプセル「Crew Capsule 2.0」もパラシュートで地上に着陸しています。
飛行時間は10分19秒で、ニュー・シェパードの打ち上げは今回で8回目となります。
 
ニュー・シェパードの宇宙船では6人が搭乗し、備え付けられた大型の窓から高度100kmの宇宙空間を眺める「宇宙旅行」が楽しめます。
また宇宙旅行だけでなく、科学実験機器の打ち上げなども予定されています。
 
なお、ニュー・シェパードは2018年にも商業打ち上げを開始する予定です。
そのチケット価格もベゾス氏いわく「普通の人でも買えるくらいにしたい」とのことで、宇宙旅行の新たな選択肢となるかもしれません。
またそれ以外にも、ブルー・オリジンは大型ロケット「ニュー・グレン」を2020年代に打ち上げる予定です。

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