中国海軍に所属する艦艇に、アメリカ軍でさえも実用化に難航しているといわれる電磁加速砲「レールガン」らしきものが搭載されているという観測が、
数枚の写真と共に話題を呼んでいます。

取りざたされている写真の一枚がコレ。
「936」と船体番号が書かれた艦艇の艦首部分に、
船体サイズとは不釣り合いな大きさの巨大な砲塔が設置されていることがわかります。

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この船舶は中国人民解放軍海軍に所属する艦艇で、1996年に就役した072型揚陸艦「海洋山」を改造したものとみられているとのこと。
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このイラストによると、システムの配置は船首に砲身と自動装弾機が置かれ、
その後ろにはレールガンで大量に消費される電力を生み出すための電力システムや操作所などがコンテナで配置されている模様。
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船を間近で見るとこんな感じで、甲板の上にいくつもコンテナが並べられているのがわかります。
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電力システムの一部とおぼしきコンテナ。
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中国のネット民の分析によると、全長119.5メートルの艦艇に対し、船首部分の長さは35メートル。
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そして、35メートルの船首のうち、砲塔と砲身をあわせた全長が21メートルになると推測されています。
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