米、ISSの民営化を検討 25年に予算打ち切りか 米紙報道
2018年2月12日 11:19 発信地:ワシントンD.C./米国
http://www.afpbb.com/articles/-/3162078
米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)は11日、米政府が国際宇宙ステーション(ISS)の予算を2025年までに打ち切り、
民営化することを検討していると報じた。
同紙が入手した米航空宇宙局(NASA)の内部資料は、「連邦政府によるISSへの直接的な支援が2025年に打ち切られても、
軌道から離脱されるわけではない」と指摘。民間企業が将来、商業目的でISSの装置や機能の一部を引き継いで
運営することは可能だと述べている。
民営化を円滑に進めるため、米政府は民間企業に市場分析と開発計画を提出させるだろうと、ワシントン・ポスト紙は伝えている。
ただ、民営化には激しい反発が予想される。米政府はISSの打ち上げ、運営、維持にこれまで1000億ドル(約10兆9000億円)
近くをつぎ込んでいる。
さらに、ISSの最初の装置が打ち上げられたのは1998年で運用開始から年数が経過しており、
民間企業が引き継いでも利益をあげるのかは分からない。


JAXAも手を引くしかなくなるだろうな