一応全文を貼っておこう。


1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。



1.に関しては要するに侵略戦争しないという不戦条約と内容変わらんからいいんだが
2.の「前項の目的を達するため、」ってのが非常に良くない。
まず、どれにかかるのかで所説紛糾している。
だから、「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」ってのが不明瞭になる。


ここに「自衛隊おk」と付け加えるよりも「自衛権おk」にした方が、確かに通りは良くなる。
そうすりゃ「前項の目的」が侵略戦争しないという「正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求」にだけかかるように固定できるから、「自衛のための」陸海空軍その他の戦力保持の根拠になる。

要は解釈一本化で自衛隊の根拠や行動を縛る連中を黙らせるための案で実現可能性というのを見ると
3項追加ってのが一番多分簡単。