【6.5mm】日本軍歩兵火器総合 5挺目【7.7mm】
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他の小火器関連のスレでよく1945年以前の国産小火器の話になるので需要があればと思って立ててみました
口径20mm以上の火砲についての話題はこちらで
【加農・榴弾・高射・速射】旧日本軍の火砲を語る28
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1494250599/
1945年以降の国産小火器の話題については基本的にこちらで
【89式】戦後国産小火器総合 30【64式】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1517908492/
村田銃から四式自動小銃まで幅広く語りましょう
※前スレ
【6.5mm】日本軍歩兵火器総合四式自動小銃【7.7mm】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1511894968/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured 前スレ>>986
逆に考えるんだ、軽機があれば、他の歩兵は潜むか走っていられる
歩兵10人分の射撃をしても、歩兵10人が射撃せず潜んでいれば同じだと
むしろ突撃時に射撃の為に立ち止まったら人間なんぞ蜂の巣だし、突撃前は発砲を禁じじっと詰め寄るのが一木支隊など日本軍の伝統的な戦術だそうだ
結局散兵してなくてあっけなく全滅するという愚を犯したが
どのみちなけなしの弾でも分隊内の優秀な軽機手のみに射撃させるべきだ
まぁ軽機が無い分隊ならその限りではないのは確かだが もちろん本来の編成は、九九式軽機+九九式小銃小銃×11程度だろうが、限られた国力のもと末期戦を戦うにおいては、九九式軽機+三八式×11もあり得る
何なら九九式軽機+単発式の簡易小銃×11でも、止むを得まい
米海兵隊の様な全軍ライフルマン思想は精鋭の極致とも言えるが、日本の徴兵された当時の若者には厳しかろうて、むやみやたらと火制戦に加わるべきでないんじゃないか
小銃なんかいざという時に弾が出てくれるだけの槍でいいだろう
中国軍も歩槍って言ってるし デグチャレフ的に、村田20mm対戦車銃みたいなのって誰か考えなかったんかな アメリカ軍の全兵士ライフルマン思想は第二次世界大戦では失敗していると思う
アメリカの第二次世界大戦の分隊は構成人数12名、その内でトンプソンが1人、M1ガーランドが10名、BARが1名
この構成だとドイツ軍のMG42や日本軍の九九式軽機関銃に火力で負けている
さらにライフルマンの2割しか発砲していなかった事実を考えると火力では相当劣っていると思う >>6
日本人の体格的に、駐退機で反動を抑える機構のない対戦車ライフルは採用されないのでは 13ミリ手動銃が威力不足で廃止されてたけど、日本軍ならボーイズライフルぐらいでも十分活躍できた気がする
なんだかんだで接近戦だし、威力の無さはカバーできそう >>7
米軍のガーランドは4kgを優に超す大物だが米兵の良心からか、ただ重いだけに終わったフシがある
もしその分の余力があったなら、BARにクイックチェンジベビーバレル仕様にした、FN-D軽機関銃が各分隊に配備されていたら日本軍はもっと出欠を強いられていただろう。ある意味ガーランドに救われたとも言える
だがSMGの配備があるため、近接射撃戦では苦労している印象
突撃開始距離は敵前50mと操典で定まっているそうだが、その「寸前で発見されれば」歩兵の命は無い
その点でもなるべくそれ以前での歩兵の曝露は避けたいところ
日本軍の戦術は非合理的・精神主義の一言で安易にあしらわれてきたが、練度の低い徴集兵集団でも普遍化(同じように戦える)配慮と、歩兵の射撃戦参加はいたずらに損害を増やすといった潔い割り切りにいちるの合理性を感じないでもない セミオートなら突撃時や弾幕に有利だし、攻撃
力はともかく生存率は高まるんじゃないかな
LMGがざこいのはそれとは別の問題だろう
RPKレベルのものを持ち出すとは... >>6
対戦車ライフルって一発で戦車止められる武器ではないんで
ある程度連射して何発も叩き込む必要があるんだよ
だからソ連でも自動式のを開発したわけでな >>6
97式自動砲じゃいかんのか?
いかんのか? >>14
前スレの「金がない?」に対して
簡略化して数で稼ぐ、というのを誰か考えなかったのか?という意味で97式が役立たずと言いたいわけではない そういうのはパンツァーファウストを作った方がいいと思うの
陸軍が装備をドイツ式にしたら
拳銃→c96ならマガジンいらないから総コストは安いし信頼性高い
M1カービンがやたらうけたので同じ用途で使える
手が小さくてもグリップしやすい
日本受けしそうなSMGを勝手に作ってくれる
小銃→弾だけ借りれば小銃から重機まで統一できる
少なくとも九九式よりはマシ
いい面しかなさそうなんだけどね
なぜ九九式にしたのか C96とか敵から奪って員数外の武器として使うならまだしもあんな部品点数が多くて複雑な代物を量産するなら
まだ百式後期型でも作ってた方がマシだわ
後、軽機に狙撃できるくらいの精度を求めて弾薬を節約する思想上8mmマウザー弾はNG そこで試製五式四十五粍簡易無反動砲を開発、
間に合わなかったけど 実戦部隊からは大好評だったんだし、使った人からも三八式より仕上げが悪くなった以外は悪評聞かないんだから悪い銃って訳じゃないでしょ
>九九式小銃 九九式は主観的な話では無く本当に使いづらい可能性が…
アメリカ皇軍オタクの射的大会では三八式は禁止で九九式のみだそうだ
理由としては三八式は誰がどう撃っても当たるのでゲームにならないとか
逆説的に九九式は当たらないと言うことに
また、ストックが何故か三八式より短くなっていてこれが結構構え辛いとか雑誌にのっていた
体格が劣化した戦争後期の徴用兵向けに短くしたとか言う説もあるけど、真相はわからない
でもアリサカ系セイフティは98kより高速で解除出来るし、ボルト周りのメンテナンス性は98kより優れてるからそこら辺はいいと思う(三八式と一緒だけど…) モーゼル24年式スタンダード小銃は試作品の九九式と同じくらい当たるというのが陸軍の試験の結果だし
>>19のソースでも九九式前期型はKar98kより当たるみたいだからからそんなことはないんじゃね?
今月号のガンプロの九九式改造猟銃も普通に当たってたし
それにあの頃は甲種合格者でも身長150cm台が普通にいた時代だから170cm台がゴロゴロいる現代日本人が構えてもあんまり参考になんない気が
欧米人との体格差が縮まった現代でも
日本人が構えるとしっくりくるように複雑な曲面で構成されてる銃床の89式小銃を構えて「なんか変」っていう米兵はいるらしいし(Twitterソースなんで確かな情報じゃないけど) 素人考えだけど実際構えると
三八式は自然に肩づけするだけで目線と照門照星がピタッと一致する(バットストックが太いor高い?)
九九式は肩付すると首を曲げないと狙えない(バットストックが低い?)
ただし、肩付した状態でボルトハンドルを握ろうとすると、三八式は指で握ることになるけど、
九九式は手のひらでしっかり握りこむことができる(九九式は2pくらいハンドルの位置が近い)
アリサカはコックオンクロージングだから、この点、かなり有利になると思う
九九式はかなり細身で、九九式を構えた後に三八を触ると、まるで丸太みたいに感じる(長いのではなく太く感じる)
まとめると、九九式の方がより、速射に向いてると思う。 使いづらさで言ったらコックオンクロージングで押し込むのが固いのだろ
結局、有坂の系譜は途絶えたに等しいわけで
コックオンオープニングは反動の偶力でバネを圧縮出来るから力は入りやすいしボルト操作もスムーズに
それに関連してターンボルト式なのもある。ターンボルトだとそこまでボルト持ち上げなくていいしトリガーからすぐの位置にボルトハンドルあるから掴みやすいよ。
ボルトハンドルを垂直まで持ち上げないといけない場合、手が顔に近くなるから顔を引きつけたままボルト操作はしづらいね。もちろん出来ないことは何ら無いだろうが。 >>22
中正式の一型は1924年式モーゼルスタンダード、二型はKar98Kベースと言われるが、どちらも比べるとオリジナルより銃床が短くなっている。
クソチビなアジア人に合わせたもので、むしろ長い方の三八式が合わない兵士の方が多かったから短縮されたと思われ バットストックが高いならむしろ首を曲げないといかんのでは?目線を下げないといかんわけで。
むしろバットストックが低いと自然に照準できるんじゃないか タイに輸出してたシャムモーゼルとかどうだったんだろ
やっぱアジア人向けに短縮されてたのかな? >>30
薬莢がずんぐりしたフランスの8mm弾を使うのでストックの腹が膨れた感じで、ボルトにダストカバーが付くので三八式が混じったような見た目だが、短くはなってない Forgotten Weaponsの十一年式の記事で
https://www.forgottenweapons.com/light-machine-guns/type-11-nambu-lmg/
遊底は単純に直線的に移動するだけで抽筒を助けるなんの工夫もされてなかったから塗油装置が必要になった
って書いてあるけど
逆に他の機関銃はどんな工夫をやってたの?
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VY2G2 分からない事があり質問です
九二式重機や九九式小銃に使用される九二式実包や九九式実包といった国産7.7mm火器、これらは旧式のメトフォード式ライフリングを使っているのでしょうか。
三十年式歩兵銃といった古い世代のものならメトフォード式を使っていますが、しかし昭和に入っての新型でこれを採用したのでしょうか
Wikipediaにはメトフォード式とありますが、出典は不明です。 九九式小銃は普通にメトフォードだよ
実物を見た事があるから間違い無い そういえばと思って九九式小銃の初期型・末期型・九九式狙撃銃の実銃を詳しく紹介しているtaka25banさんのサイトに見に行ったら丁度今日閉鎖されたと
こんな事もあるもんだな 本家のメトフォード式は無煙火薬の高初速に対応できなくて廃れたけど
日本のメトフォード式は弾の方が工夫されてたから廃れなかったんだろうか クロームメッキはメトフォードを使うためのモノという説を見た事が有る
でも素の状態での耐久性がわからないから、妥当なのかどうかわからない… 大概の小銃はライフリングの寿命より先に使用者のほうが死にそう なんで製造工程も複雑でしかも命数少ないメトフォード式に拘ったんだろう
中心線も取りづらい形だから精度だってエンフィールド式の方が出るだろうし
小銃はともかく機関銃もクロムメッキして補ってるということは命数伸ばしたかったろうに
あでも九七式車載とかコピーした機関銃はエンフィールド式なのかな 命数少ないつーてもクロムメッキしてない三八式でも命数7000発あるし
平時でさえだいたいその前に兵隊の整備によって規定の精度が出せなくなって廃銃になってたんだからそこは問題なかったんじゃね? メトフォードのネット資料ってなんかめちゃくちゃだなぁ
加工が楽だったりキツかったり、命数が長かったり短かったりしてる事になってる。一体どっちなんだ?
基準がよくわからないから、単純に比べていいのかわからないけど
ネット情報だと30-06や7.62NATOだと10000発(狩猟用としては5000発)で命数だそうだ
あと九六式は未メッキで14000発だけど、メッキで19000発に伸びたとか
H&Kだと軍用小銃(自動小銃かも?)は4000発撃つ前に廃銃になると言っているそうだから、三八式でも余裕があるみたいだ? スレチだがメトフォード小銃の実包ってこうなってるんだな
http://oldbritishguns.com/images/stories/rifles/metfordbullet.jpg
ライフリングの山径が.303なんでそのままじゃガス漏れするけど
後端だけを0.311にしてそこにライフリングを食い込ませてるんか
そう考えるとガス圧で銃弾後端を圧拡させる改良型三八式実包や九二式普通実包はこいつの正統な発展型と言えるのかも >>44
加工は間違いなくキツいだろうね
加工面積が違うもん
命数は何ともいえんが、リー・メトフォードで命数が減ったという確たる事例が一個ある時点でそうなんじゃないか
そもそも劣るから廃れたわけで
兵士の命がかかっている軍事の世界は公平だからね
優劣がはっきりと現れる >>45
ドイツのS弾と言われているよ
あくまで改良三八式実包はその被甲を改良して更に圧拡を密にしたに過ぎない >>47
それってS弾真似して先尖弾にしましたくらいの話じゃないの? ずっとメトフォード式ライフリングをみてたら
http://photos.imageevent.com/badgerdog/generalstorage/piclinks/Enfield%20Rifling%20_Medium_.JPG
こいつが本当にメトフォード式なのかよくわからなくなってきたw
http://i.imgur.com/VOeWqvb.jpg
そもそもこれがメトフォード式って誰が言い出したんだっけ?
後ここにメトフォード小銃を所持してる人の話が載ってるけど
http://forums.gunboards.com/showthread.php?21117-Metford-rifling#/topics/21117?page=1
初期の無煙火薬として使われてたコルダイトが急激に銃身を腐食させていたのも銃身命数が黒色火薬時代より著しく少なくなった原因の一つらしい
民間ではエンフィールド小銃が普及した1920年代でも精密射撃用の銃として大人気だったんだと 連投スマソ
佐山本が今手元になくて非常に申し訳ないけど
試製無筒軽機かなんかの試験だと連射を続けて口径が0.1mm(だったっけ?)拡大しても精度には影響がなかったんじゃなかったっけ
日本の6.5mm火器用のライフリングはメトフォード小銃と比べてかなりの深彫だから
(つーかマウザーとかと比べても本家メトフォードが浅すぎる)
その分摩耗を許容できるっていうのがあるんじゃないかと >>48
いやS弾は圧拡を得るために日本のと同様に弾体後部に浅い凹みが付いてる。ミニエー弾のそれほど大掛かりではないけども
これが圧拡を良好にする。後ろから押されると開くんで。
メトフォードのは圧拡以前にもとから寸法が大きく張り出してるから原理が全然違う
弾頭後部を圧拡させるというアイデア自体ならミニエー弾のそれに起源を求めるという事になってしまい、どのみちメトフォードのそれとは特に直接的な縁は分からないなぁ いや、ボートテールにした際に弾体後部の圧拡はせっかくの空力性能を悪くするだろうしボートテールのS弾ではその様な窪みは見受けられないな
たしかにどこがとは書いてないし先尖弾にした程度だったかもなスマソ オリジナルの8mmナンブを作るよりトカレフのように7.63x25mmマウザー弾のコピーをすれば良かった
中国大陸でも作っていたし海軍陸戦隊のべ式でも使っていたし、途中からでも弾薬を変えれば良かった >>51
大正4年に行われた試製軽量機関銃の試験では
5000発撃った時点で口径が6.55mmに拡大しても命中精度に影響がなく、10000発撃って口径が6.6mmに拡大すると初速や精度の低下が発生した模様
大正7年に>>49で示されるような4条のメトフォード式ライフリングに改正されて
大正10年に行われた試製乙号軽機関銃(十一年式の原型)では2万発撃っても精度初速ともに影響がなかった
とのことなんでクロムメッキに頼らなくても充分以上の耐久性をメトフォード式ライフリングで出せてたと考えていいかと 前スレより
0122 名無し三等兵 2017/12/17 06:56:39
C02030737900
3年式機関銃制定の件
要約すると
三八式機関銃は1万発で終了でさすがに困る
原因は冷却不足ではないかと考えて水冷にし
更に銃身交換式のを作って試験したら、三八式よりはやや良い結果が出た
次に水冷は取扱不便なので空冷フィンを増やして銃身交換式にしてみた
だいたいにして成績は三八式よりは多少良かった
なお改正した弾丸を用いたら、三八で2万、新型は2.5万ぐらい持つっぽい
つまり大差ない。
冷却性能は期待してたほど差がなかったか
水冷でも「やや良い」程度なので、大して意味がなかったか、どっちなんだろうな
1 ID:CkcHZyb6(2/2) >>55で提示された十一年式の20,000発と合わせて考えて
九六式の未クロムメッキ14000発(クロムメッキしても19000発)は非常に後退したと言える
あるいは消耗品と割り切ったか >>56
自分もそれは思ったけど
三八式実包が改正されたのはwiki先生によると大正2年とのことだから>>55の試製軽量機関銃の試験では当然改良型三八式実包を用いたんじゃないの?
三年式に改良型三八式実包用いたら銃身命数が2万発超えましたって試験は大正2年に行われてるみたいだし しかし一方で二つ前スレにはこんな書き込みも。
0442 名無し三等兵 2017/09/15 21:27:15
11年式は寿命が短く用廃サイクルの短い銃だったから
(還納されて再生産ないし大修理して復帰するわけだ)
あれで結構頻繁に改正処置が適用されてるんじゃないかという感じはある
1 ID:1K0a47yD
0444 名無し三等兵 2017/09/19 02:27:17
>>443
96式の1/3以下、99式の1/10以下の発射数で廃銃になるんだったかと
96式以降で銃身のクロムメッキ化等色々やってるのは
連射する機関銃としては11年式はまじやばいレベルだったということらしい
ID:8xmZrU+2(1/2)
0454 名無し三等兵 2017/09/19 14:13:23
>>445
ソース陸戦兵器の全貌
今手元にないんで、うろ覚えですまん
96と99で寿命がぜんぜん違うのは
全面的に見直して改善した結果の積み重ねで
クロムメッキ化以外にも改善できる要素が山ほどあったって話らしい
ID:8xmZrU+2(2/2)
まぁ、つまり銃身以外の作りがボロクソだったから5000千発ぐらいで工場送り
実際に連発試験といえど撃針とか頻繁に変えなきゃならんしその延長で銃身以外も替えまくってたんじゃないかな? 誤字 5000千発じゃなくて、5-6000発ぐらいね >>58
もちろんそうでしょ
じゃなきゃ三八式機関銃の二倍の銃身命数になってしまうよ
それで、九六式軽機はそれを使ってもなお未クロムメッキで14,000発しか命数が無いし、クロムメッキを使っても19,000発にとどまる
戦後の64式がクロムメッキで30,000発だから、戦前や戦後に比べて銃身の鋼材面での省コスト化があったのかもね
無駄に命数を伸ばしても機関銃のメカが先にオジャンになるし、仮に耐えたとしても一丁あたりそんなに撃たれては弾がいくらあっても足らんからね
それにクロムは確か鳥取の鉱山で算出するから、数少ない国内で賄えるレアメタルだったそうだ(もちろん数に限りがあるので水道管とか民間の用途ではその限りではないかもだが) 九六式と九九式とで銃身命数にそう大差ないだろうから、>59で引用した書き込みによると3倍近く寿命が延びたのは、それまで銃身より遥か先にガタが来ていた機関部が、銃身が命数尽きるまでしっかり持つように改良した事を表すんだろうな
銃身命数≠機関銃命数ではないから
むしろメトフォード式云々の前に、九九式以前の軽機関銃は銃身命数過多(銃身だけ命数長くても壊れて動かなくなる)で、銃身命数を語るほどじゃなかったんだと思う
むしろ安価な鋼材でクロムメッキ処理で銃身命数を補いつつ機関部の寿命延長で十一年式の10倍の機関銃全体の寿命を達成した九九式がエラく感じる
しかし結局メトフォード式の謎は残ったまんまやなぁ
廃れたのは何がいけなかったんでしょうねぇ
これもポリゴナルライフリングの一種あるいはその亜種と見なせばH&Kの小銃で現役だけども そういや佐山本の巻末に小倉・名古屋造兵廠の年度ごとの武器弾薬の生産数が載ってるけど
その数字が正しいとすると九九式軽機の生産数が46118挺とwikiに載ってる生産数の9割近くになるんだが
日立やとかの民間企業や他の工廠でも作られてること考えるとどっちかがおかしくね? ここによれば九九式軽機の生産数の半分は日立だとあるし、ちょっと多過ぎるな
http://www.xn--u9j370humdba539qcybpym.jp/part1/archives/654
46118丁の倍以上の総生産数になるからなぁ
ただこの日本の武器兵器ってサイト、日本軍の武器の生産数をやや過小に見積もる傾向にあるから、それでもこれならもしかしたら実態はもっと多かった可能性もあるかもね
ここには日立工機社史によれば、1944年下期、月産九二式重機268挺(単価2112円)、九九式軽機1950挺(単価1281 円)とある。
と書いてあるから、仮に1944年の7〜12月あるいは10〜翌3月の半年間で月産1950丁なら半年で11700、それも日立だけでってなるで。
九九式小銃の生産数が250万丁で歩兵分隊以外にも軽機持たせる方針なら単純に割る10で25万丁の需要になるんで、作り過ぎて需要が無いという事にはならんとは思うけど 日本軍の軽機生産数って通説だと少なすぎるよな
火砲もそうだし、実際佐山先生とかの研究で是正されたわけだし スレチにはなるが四年式十五糎榴弾砲は280門から一気に500門超えたからな生産数
こと軽機に関しては数の限られる野砲兵・野戦重砲兵のそれより「のびしろ」が違うからな。日本軍が重装備を全損してくいに従って全軍が徒歩歩兵化に向かいつつあったわけで特に末期にかけて生産数が増えてもおかしくない 何だかんだいって沿岸配備師団でも100番台の師団なら普通に軽機が定数近くまで揃ってる感じだからなあ 佐山本の巻末には張り付け師団の第145師団の装備定数と充足割合が乗ってる
定数301丁に対し267丁(9割弱)
弾除けの張り付け師団でさえこれだから軽機関銃は明らかに以前の説より出回ってるのが濃厚なんだよね 生産数の件とは別でしょ
月産二千丁なら最盛期のカナダのイングリス社(大戦後期のブレンガンの主供給元)の生産数にも近いレベルやし
二個師団半+αの第32軍に「軽機関銃12000丁=5個師団分」by米陸軍省「沖縄戦」
ってあるけど、今まではフィリピンに運び出す予定がそのまま積まれたものだって言われてたけど、こと軽機関銃に関してはそれがなくとも元から日本近傍の部隊には十分行き渡らせるだけの生産があったのかもね 追加情報
戦史叢書によると、関東を防衛する第12方面軍(18個歩兵師団・11個旅団・戦車二個師団・戦車三個旅団基幹・その他部隊多数)の充足率は機関銃60〜75%。(6月末時点)
これだけの規模の軍でさえ、小隊にだいたい二丁は行き渡ってる事になる。
末期という事でさすがの工場も壊滅してたろうしその後7月分の生産が少ないだろうから終戦までに8割超えたかは怪しいけど 一個中隊9丁、一個大隊=4個中隊とすると、36丁。
日本の武器兵器によると総生産の半分を占める日立だけで月産二千丁なら、ピーク時は単純計算で倍の四千丁ぐらいか?
100個大隊の機関銃がひと月に生産されるか?総力戦やなぁ 「軽」機関銃、ね
コストのかかる重機関銃の方はお察しかもなぁ… >>·73
機関銃生産の一大拠点の日立兵器が壊滅したのが7月だね
ちなみに、海に近いせいもあって艦砲射撃で徹底的にやられた
ほかも多かれ少なかれ被害受けてるし、まあ以降はほぼ生産途絶状態だろうね
沖縄戦以降、造っても国外に輸送の手段がないから国内の装備は充足してったが、20年中盤ぐらいが比率としてはピークで、以降動員が進めば数字は下がっていったろうね 無起縁だと現存する九六式がなぜ再生産6.5mm有坂で動くのかという事になるが
しかし試製九七式車載重機関銃においてリムジャム(リム同士が重なると、一発引き抜こうとして重なった二発目との間でジャムる)に悩まされた事が発覚したのに
、九六式にその様な話を聞かないということはあり得る話なのか…? >>80
>>78に書いてあるけど、はじめはリムレス・減装のG弾を使ってたけど普通の三八式実包でも問題なく動いたとのこと
ヘッドスペース調整とかをやっての話だろうけど >>81
当該文書を読んだ
昭和13年12月という事は例の薬室改定されたものが普及するより以前の出来事なのに、抽筒不良も少なかったということか アジ歴で無起縁で検索すると、6.5mmの無起縁も審査用として何万発用意しろとか出てくるんで
7.7だけではなく6.5も無起縁化する気があったのかもしれないね かといってセミリムドより張り出してるリムドのブレンがじゃんじゃんジャムったとも聞かないんだけど、あちらは弾倉の設計が上手かったのかな?エンフィールド系で苦労してて慣れてたとか? >>82
給油前提なら問題はなかったってことじゃないん?
で、薬室改正で九九式や九六式後期型は無給油連発できるようになったと >>85
なるほど。今までは、減装弾+給油(11年式)→減装弾無給油(96式前期)→通常弾無給油(96式後期・99式)と踏んでいた段階だと考えていたが、装弾器に塗油装置を設けるように要請が上がったということは現場で塗油していた可能性もあるのか。
つまり96式にとって抽筒性能は減装実包≒通常実包+塗油だったのかもな。 というか十一年式軽機の方は改正薬室と塗油を以ってしても減装弾からは抜けられなかったのかな?
一応アジ歴には96式と時を同じくして1939年に改定されてる文書があるから1939〜1941年生産分や返納修理分や交換銃身を装備した範囲においては語ることができるが…
閉鎖機構が洗練されていなかったか薬室の厚みが足らなかったのか 減装弾は後期生産型にて卒業したという話を見た事があるけど…
ソースが同人誌なんだよね。ソースのソース書いてなかったし確認取れてない
一応その同人誌の著者は元貼り付け師団にインタビューしてたりとか足で稼ぐ派の人だから、適当なデタラメでは無さそうなんだけどね。でもソースのソース欲しい >>69
国民突撃隊も映画橋よろしくMG42が一杯ある
輸送がだめでたまるのと国内なら補給の問題はない
...のと、戦車大砲がない埋め合わせ もっと身も蓋もなくいえば前線の兵隊さんが苦しんだ分武器が備蓄できてたわけだな
貧乏=節約には違いないんだから >>89 「ヒトラー最後の戦闘」だと小銃が鹵獲品ばっかりで弾も全然合わないって話が出てたよ。
国内生産拠点に備蓄があるのと、それを2駅離れた部隊へ届けるのは全くの別物なのが末期戦って奴だからな。 マニアや一部の従軍経験者が褒めてる試製九八式柄附手榴弾を、同じく戦地テストした軽量手榴弾(九九式手榴弾?)と比較して「嵩張る。制式採用する必要感じない」ってバッサリ切り捨ててたり、
「三八式歩兵銃長すぎ重たすぎ」、「軽機の眼鏡は最高!褒めちぎっちゃう!」、「機関短銃は良いし普及させたいけど実包の消費が…」、「歩兵砲はトーチカ銃眼攻撃のため絶対に平射は必要」
とか興味深いよねこれ 九六式軽機with眼鏡は1000mでも効果的な射撃が行えていいゾ〜
とか言ってるけど曳光弾がない6.5mm弾で弾着の修正ってどうやってやってたんだろ?
2.5倍の眼鏡で着弾の土煙を観察して修正してたんだろうか >>92
日本陸軍って良い意味でも悪い意味でも世界各国陸軍と比べて歪だよね
まぁ、大隊砲は後世からみればいろいろ批判はあるがライフリングきってあるから滑腔砲スタイルよりは精度マシな迫撃砲と思えば多少はマシなんだよなぁ…
大体砲なんて渾名は付いたが逆にいえばだいたいのところには飛んでくれるわけだし、これが迫撃砲ならもっと弾使って弾幕射撃が必要になるわけだ ドイツ陸軍だって九二式歩兵砲以上四一式山砲以下とはいえleIG 18を大々的に使ってたし、末期でも後続としてIG 37なんか採用量産してるんだし、別に帝国陸軍そんなに特異じゃなくない?
補給の関係で軽迫撃砲を揃えたくても揃えられなかっただけであって
それでいて平射を絶対となすこの声は至急当然だし
ちゃんとしたベトンのトーチカなんて上に迫撃砲撃ちこんだところで効き目薄いし それ以前に九六式とか駐退機付きのクソ重い重迫撃砲を開発した挙句に大して作らなかったなど、迷走してるな 94式軽迫は90.5mmで159kg、射程3800m
ドイツNbW35は105mmで105kg、射程3000m
NbW40は800kgで射程6350m
米107mmは161kgで射程4000m
まあ、だいたいこの時代は毒ガス投射用として、こんなもんを作ってたのである
これらは歩兵用火器ではないんだから、歩兵用としてどうのとか言っても的外れ というか比べるなら九七式歩兵砲じゃ無いの?
例の史料でも「九二式の方が歩兵砲として有利だけど山では軽い九七式の方が良いね!」とか比べてるし というか車輪付いてた方がなにかと便利だし(60kgの迫撃砲より7〜80kg程度でも車輪ありの方がいい)
閉鎖器は別に大した重さじゃないだろうし、仮に曲射形式の砲として使う分にも迫撃砲形式にしなかった事によるデッドウェイトはせいぜい脚の分だけだと思う
このクラスの火砲なら前装堕発式と後装式とでさほど急発射速度には差がないのもある
まぁ構造が複雑になって製作の手間が増えたというのは確かにデメリットではあるが、前線部隊における九二式歩兵砲に「した事によって生じたデメリット」って、ちょっと重くて嵩張る程度なのよね
別に八糎迫撃砲にしたところで弾の方がはるかに重いんだから倍の火砲の数が持ち運べる訳でもないし ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています