>>942
大和特攻の際の天候は雲高が低く、射程の長い対空火器はほとんど使用できず、雲から湧き出る敵機に対しても
対応時間が極端に限られるので、機銃で場当たり的に散発的な射撃を行うくらいしかできなかった。
ハリネズミのような対空砲も砲口を周囲の上空に向けても、そもそも照準ができない。

つまり、レーダー管制を行えない状況での対空戦闘を行う側としては、最悪の状況。
むしろ10機でもよく撃墜できたなというくらい。
米軍側としては、第一波攻撃からの帰途に電探管制による最大射撃で放たれた、大和の三式弾(大和最後の主砲射撃)が
「一番ビビった」そうな。