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参考までに開戦時の要地防空のための高射砲の総数は458門
防空用に割り当てられた戦闘機114機
昭和16年12月19日参謀本部第2課主催で行われた防空体制の研究結果は以下のとおり
要地防空用の高射砲と戦闘機は所要の1割しかない
防空通信網の強化および電波警戒機の施設が至急必要

また昭和15年特別防空演習の結果は軍防空すこぶる貧弱で寒心に耐えないというもの
東部軍司令部付の三輪鄰夫大佐の意見書には防空能力甚だしく不十分にして撃墜能力は0.3パーセント以下とまでいわれてる
この時の部隊は戦時編成に定められた動員計画に基づいて編成されてるのに兵士の81パーセントは実弾射撃未経験
防空兵としての教育期間一年以上は僅か18パーセントとかだし開戦時の防空体制は貧弱すぎ